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ninja H2 SX 発表 ZX-14R、ZZR1400の行方

ミラノショーでH2 SX発表された。

・200PS/11,000rpm(ラム圧時209PS)
・137Nm/9,500rpm
・256kg(SE:260kg)
・燃料タンク19L

・SXはブラック
・SEはライムグリーン
・燃費は良い
・H2より安い
・日本国内正規販売モデル(SEはどうなるかわからん)
・2018年春発売

・アナログタコ+デジタルスピード(LCD)
・コーナリングABS(KCMF)
・トラクションコントロール
・エンジンブレーキコントロール
・クルーズコントロール
・LEDヘッドライト
・3レベルライディングモード
・フルアジャスタブルサスペンション

SEモデルの装備
・フルカラー液晶メーター
・LEDコーナリングライト
・アップダウンクイックシフター
・KLCM(カワサキローンチコントロールモード)
・プレミアムカラー、グラフィック
・大きいスクリーン
・ヒートグリップ


ノーマルとSEがあるようで、ツーリング向けのモデルなのは間違いない。

ニンジャ1000のようにパニアケースも純正オプションで用意されるようだ。

スーパーチャージャーがどのように実用向けにチューンされているか興味あるが、問題はH2 SXの登場により愛機ZX-14RなりZZR1400が今後どうなるかである。

結論を言えばZX-14Rはその役目を終えモデル廃止となるだろう。
某大型掲示板などでは車両価格の上昇やニンジャ1000の後継と見る向きや贔屓の引き倒しまで様々な意見が散見されるが、カワサキのラインナップを考えるとどう考えても廃止が道筋である。
まずラインナップの面から見るとH2がイメージリーダーとしてあり、スポーツモデルとしてはZX-10R、ツーリングモデルとしてH2 SXとなるのが当然で、30万ほど安いからと言ってZX-14Rが残れる可能性は低い。同じく1400GTRも廃止されると思う。ニンジャ1000は売れ筋だし価格帯も半額ほどになるだろうから存続だろう。

では価格の上昇はどう見るか?
日本での価格は発表されていないが、おそらく220万~250万ほどになるかもしれない。ZX-14Rの後継と考えるとかなりの価格上昇であるが、モデルも変わりエンジン、装備も追加されることを考えると十分あり得る。さらに昨今のカワサキのプレミアム路線がある。販売店の再編成もあり、モデルについても高級プレミアム化を進めていく一環だと思う。個人的にはプレミアム化は賛成できないが、、、。

今回のH2 SXではZX-14Rの後継だとはどこにも見られない。そして、最高速などのパフォーマンスについても語られていない。そこにはホンダがブラックバードを廃したように、ヨーロッパやアメリカでも恐竜的パフォーマンスへの需要が下がってきているからではないか?確かに200馬力超を誇るが、最速の称号を求めたモデルでないのは間違いないだろう。
内燃機関のエンジン車の販売が今後できなくなるであろうヨーロッパなどのマーケティングを見据えた結果かもしれない。
その意味ではスズキの隼が今後どのようなコンセプトで出てくるのか非常に興味深い。1500ccとなるのか過給機を装備するのか、そしてアルティメットスポーツとして最速の称号を目指したモデルとなるのか。個人的にはおそらく従来のコンセプトを引き継いだものになると思う。

実際にはどうなるかはわからないが、愛機ZX-14Rに乗って良かったと思う。300キロなんて出したことも出したいとも思わないが、非常にいいバイクだ。これまで以上に乗って乗って乗り倒しいと思う。宝くじが当たればもう1台買いたいとも思う。
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