新型隼が発表された。
これは、、、カッコいいではないか!!
イメージカラーは黒にオレンジの差し色が入る。ヘッドライトの下のオレンジはくちばしにも見えて隼を連想させる。
他にシルバーと白もあるようだ。
メーターは今までの5連メーターを継承しながらも、中央にはカラーディスプレイを配置。今風の雰囲気を出してきた。できることならこのレイアウトで、ベンツのようにすべてディスプレイにできれば最高だった。
性能的には電子制御化が進み、トラコン、パワーモード、クルコン、アンチリフト、ローンチ、クイックシフターなど現在思いつく電子制御は全てついているのではないか?
が、予想されていた電子サスは採用されなかった。スズキはまだ電子サスを採用したモデルが無いので、隼が初となるかと思ったが。個人的にはメンテのことを考えると電サスである必要はないと思うが。
モデルチェンジを果たした隼だが、実はエンジンパワーは下がっている。
2代目が197Hpだったが、新型は190Hpと少し落ちた。トルクも少し落ちている。この辺は排ガス規制のEuro5に対応するためかもしれない。
ただトルクカーブは2代目よりも中速トルクが増えていて、パワー自体もピーク時だけ落ちているので、普段乗りではむしろトルクの厚さを体感できるのではないか。
予想では排気量も1400ccになるとか言われていたが、蓋を開ければエンジンもフレームもキャリーオーバーで車で言えばスキンチェンジと言われるレベルの性能向上かもしれない。
が、エンジン内は新型ピストンやコネクティングロッド等一通りの見直しはしてあるようだ。
ZX-14Rを買う時に当然隼も考えた。
バイク屋で両車に跨ったら、隼のハンドルが遠くて低いように感じて、最終的にZX-14Rを選らんだのだが、新型はハンドル位置も少し手前になったようだ。
スズキ開発陣の動画が上がっているが、試作段階では6気筒化やターボ化もあったようだ。
結局は今までの熟成を選んだ。
このクラスの市場的衰退や新型エンジン開発しても他に流用が効かないこと、今後のガソリンエンジンの行方を考えると致し方ない決断かもしれない。
今後、純ガソリンエンジンの開発はバイクも車も難しいだろう。
動画の中でズズキの代表取締役がちゃんとバイクに乗れる人で、テストコースでちゃんとスピード出しているのは、会社的に良いことだなと思った。
今の時代、300km/h出るバイクは実は珍しくない。
スーパースポーツは軒並み出しているし、加速の面でも車重の軽さもあって速い。その中でメガスポーツのアドヴァンテージは排気量からくるトルク感だ。SSほどキツイポジションでなく、ロングツーリングにも使える安定感もあるだろう。
カワサキ ZX-14RはH2 SXにその座を明け渡した。大排気量で4気筒は減少していくかもしれない。
その意味でも新型隼が出たことを素直に喜びたい。
え?乗り換えないのか?
まさか、まだまだZX-14Rに飽きてませんから
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