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リューブログ

ZX-4R発表!

待望のZX-4Rが発表された。

以前から噂にはなっていたが、厳しくなる排ガスと燃費規制、電動化への流れから個人的にはどうかな?と思っていたが、無事発表されたのは素晴らしい。

注目の馬力は驚きの77馬力(ラムエア加圧時80馬力)と400ccくらす最高値ともいえる数値を叩き出している。

発表された情報では無印、SE、RRと3種類があるようだ。それぞれクイックシフターやサスペンションの違いはあるが、エンジンについては差がなさそうなのは良い。

基本的な車体は25Rと共通化しているようだ。そのせいか車体重量は184キロほどとホンダCBR400Rよりも軽く仕上がっている。

見た目の印象がZX-25Rにそっくりだが、ヘッドライトやテールレンズなどは流用されてるので似ているのも当然と言える。

むしろ流用でコストを下げられるし、見た目だけで言うなら昔のレプリカも250と400はそっくりだったことを思えば違和感はない。

 


肝心のお値段は、国内での正式な発表を待たなければいけないが、北米の価格では9699ドルなので日本円なら130万円というところか?

250ccに対して30万円ほどアップ。昨今の値上げと排気量アップと装備を考えるとこんなものかな?

今のご時世ではこれぐらいはしょうがないのかも?

概ね好印象ではある。

なんだかんだ言っても、日本では中型免許で乗れる4気筒。ホンダのCB400 SFが生産終了したのに、カワサキは新開発エンジンを投入してきたのだから素晴らしい。

本音を言うと250cc4気筒もあるし、今回400ccを出したのだからネイキッドも出してほしいとは思う。今の中古車値上がりの一因に4気筒の少なさがあるので、そこに一定の需要はあるとは思う。海外向けにはストリートファイター、国内には丸目ネイキッドと発売できれば最高なのだが、、、。

世界的に見てもバイクの4気筒エンジンは実は少なく、多くが2気筒なので、特に小排気量でも4気筒は日本車だけと言ってもいい。そこにニッチながらも市場はあるとは思いたいのだが。

 


反面、不安な面が無いわけではない。

いくら400cc最高のパワーを弾き出しているとはいえ130万という価格は、買うにはちょっと勇気のいる価格になると思う。

例えば、免許が許せば、

ホンダ CB650R なら、馬力は95馬力あって価格は高いカラーリングでも111万円。CBR600RRとは違ってめちゃくちゃレーシーでもなく、ポジションもキツクなく運転もしやすいだろう。車重は200キロをちょっと超えるが実際には12キロほどの違いしかない。

排気量は1.5倍以上になりトルクもあって、馬力もZX-4Rよりも低い回転域で出るからどこでも速いだろう。

 


それでも今後のバイク業界を考えると是非売れて欲しいモデルではある。

他のメーカーがこれに続けとばかりに4気筒エンジンを出すとは思えない情勢だからこそ尚更。

 

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