ついにというかとうとうというかバイク用のインカムを導入。
車で遠出するときは音楽もYouTubeも聴き放題なんだけども、バイクはそうもいかない。
と書いてる時点で、今の主流から乗り遅れているオッサン感が否めないのだが、今はツーリング先でも付けている人が珍しくないというか多い。
というわけでAmazonで購入。セールかつポイント消費で6000円ぐらいだった。
この機種を選んだのは、グローブをしたままでも操作がしやすそうだという点。音量調整等がジョグダイヤルで操作ができることで選んだ。
同梱物はスピーカー、マイクが2種類、ケーブル、ベロクロ、取付ベース2種類。
早速取りつけていく~。ヘルメットの内装を外してスピーカーを取り付ける。最初からここに付けてくださいとなっている点でインカムの普及具合が「今更」ながらわかるというもの。
ビックリするほどにぴったりなのは、こういう規格ができているのだろうか?
取りつけは難しくなく、全部でも30分ほどで完成した。
気を付けるのは内装パーツ固定用のピンと配線が絡まないようにするぐらいだ。取付ベースに関しては両面テープで接着するほうではなく、六角ボルトで固定する方を使用した。
メーカーロゴがいかんともしがたいほどにダサいが、こんなものだろう。ジョグダイヤルの操作性はちょっと固い気もするが大きく操作自体はしやすい。
というわけで、後日に実際の使用感を確認するためにツーリングへ。
朝はまだ寒かったので、遅めに出発。。特に行きたいところもないのだが、淡路島へ。
高速道路から下道まで走れるし、ちょうどいい距離感だ。
インカムのインプレだが、そもそもボッチツーリングがほとんどなのでSENAやB-comのようなユニバーサルで多人数と接続できる高級機種は必要ない。音楽とナビ音声が聞こえれば良いぐらいだ。
その目的は購入した中華のインカムでも十分果たしているといえる。
音質は決して良いとは言えない。低音域は走っていると聞こえなくなるし、中高音域のみでシャカシャカと聞こえるほどだ。止まっている分にはダイソーの1000円のワイヤレスイヤホンよりも高音質だ。
そもそも走る速度域によってはほとんど聞こえなくなるので、音質を云云かんぬんするべきではないんじゃないかとも思う。
高速道路で100キロ以上の出せば何が流れているかわからないし、下道でも60キロぐらいで音楽を楽しむということはできなくなる。
これで走行中の会話が成立するのか疑問だが、音量を上げればできるのかな?
操作感は音量調整、曲送りぐらいは快適とは言い切れないが操作はしやすい。
ジョグダイヤルを少し動かせば曲送り、ジョグダイヤルといっぱい回せば音量調整なのだが、この操作は逆の方が良かった。
とくに音量調整はジョグダイヤルを止まるところまでいっぱい回して、保持した状態で音量が上がるなり下がるなりを待たなければならない。ちょっとジョグダイヤルを動かすだけなら曲が変わってしまう。
残念ながら通話状態の音量や音質は確認できないのだが、下道ならともかく高速道路で会話を楽しむなら音量をそこそこ上げなければならず、耳には良くなさそうである。高級品はそこが違うのだろうか?
一番の大敵は走行中の風切り音だが、インカムを付けるということが風切り音を生み出す原因でもあるので、インカムの用途としては下道をゆっくり会話を楽しみながら走る状態での使用が一番適していると思う。
うずしおクルーズ。
この日は天気も良く観光客も多かった。
アワイチも考えたのだが、淡路島南東側は道も狭くロードバイクも多いので避けた。
北西部、31号線沿いにある江崎灯台。ちょうどバックに船が通る場面で撮れた。
淡路島も西部は幸せのパンケーキをはじめとしておしゃれな雰囲気のカフェが多くできている。海沿いでもあるしロケーションは抜群なので、今後も店舗は増えていくだろう。
今回のトラブル
途中で車体の下から「カチン、カチン」と2回音がした。例えるならサイドスタンドを戻した時のような音だ。
ただその2回だけで収まったので、そのまま走行した。
そうしたら、また「カチン」と一回鳴った。さすがに何か外れたか?と思い、バイクを路肩に止めて見てみるが特に異常はなさそう。スタンドもしっかりとまっている。
しかし!音がしたのは間違いない。じっくりと観察すると、、、
お判りいただけただろうか、、、キャリパー固定ボルトが片方外れている、、、。
キャリパーが片方のボルトを支点となってブレーキディスクに当たった音だったようだ。普段からあまりリアブレーキは使わないのだが、何かのひょうしに外れたのだろうか?
とにかく残っているボルトを車載工具のプライヤーでいっぱい締めておいた。このサイズの六角は車載にはなかったのだ。ちなみに6mm。
帰宅後、同サイズのボルトを付けておいた。
インカムの方もダサいメーカーロゴを塗って隠すつもりだ。