リューブログ

自殺か~

http://mainichi.jp/select/news/20130625k0000e040160000c.html

件の議員が自殺したらしい。
ブログ炎上でネット上ではフルボッコでワイドショーにも追及された結果だが。

ここでポイントはネット上での発言の責任ではないだろうか。
食べログをはじめネット普及以降、1億総評論家になりレビューを見てから買い物をし、ツッィターがバカ発見器と揶揄されるまでになったが、その人が発言したことについて責任を持たなければいけないという点においてはPC登場以前から全く変わっていないのにもかかわらず、正義に見えるような自分勝手な価値観を振り回す行為が後を絶たないのは、考えることよりも発言することを第一に考えてしまっているからだろうか?

例えば橋下大阪市長はおおよそ問題発言が多い人物ではあるが、炎上を全く気にも止めず唯我独尊感否めない。さすがに慰安婦発言ではちょっとフラフラになったようだが、今までの発言では自殺しそうにはないわな。

ではなぜ今回は自殺という結果を生んだのか?
発言の内容がいささか常識から外れたところにあったことに尽きる。県議という公人の立場にある人間が口にすべき内容ではなかった。では橋下は?と反論あるかもしれんが、そこは橋下個人にとってメリットがあるかどうかで変わってくる。今回の県議はあくまで自身の身に起こった不満をぶちまけただけだ。他にも患者さんは大勢いただろうに。まあ自分の思いのたけを存分にブログに書いたのだろう。さもそれが絶対的な正義かのように。もしくは問題提起的な意味もあったかも。あるいは故意的に問題発言をして橋下市長のように注目されたかったかもしれない。

しかし発言の責任からは免れない。問題になったから責任が生じるのではなく、発言と言う自由の裏側には発言の責任が必ず着いてくるのだ。そこを見誤ったのは権力の座に就くが故か耳目を集めたいという欲求からか。ネットでの炎上と言う現実もしらなかったのか。人の噂も75日は今でも通用すると思ったのか。

いずれにしろ、器ではなかったということに集約されると思う。

炎上商法なんて言葉もあるぐらいだが、人の注目を集める難しさを物語っているのではないだろうか。反対に言えば注目されマスコミに取り上げられれば、売上だとか収入とか数字的なものが確実に上がっていくのだろう。それは情報の受け手のこちらにも責任として担うところが大きいと思う。
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