12日の夜はホテル泊し、明けて13日。朝食はホテルのバイキング。
今日目指すは本州最東端、トドが埼。
事前に調べたところによると、碑がある海岸までは1時間ほど歩かなければならないらしい。天気予報ではこの日は曇りだったのに、実際には晴天、、、。これはそれなりの準備が必要です。
途中で日焼け止め、帽子、凍らせたお茶を購入して、駐車場となる姉吉キャンプ場を目指します。
キャンプ場に到着して碑までの道を探しますがわかりにくい。海の方へ歩いていくともう一つ駐車場があって、その脇から道が伸びています。がそうでは中央の砂地に見える道です。
入口の看板。ここから碑までは3.7キロ。ほぼ1時間かかります。バイク侵入禁止とありますが、入る人いるのでしょう。実際歩いたらわかるのですが、一度入れば碑まではオフ車でもUターンできない程狭いです。
とにかくレッツゴー
いきなり階段ばりの登り坂です。
これでもかと登り坂を上ったらこの看板。最高地点まで一気に登らされました。550mなのでまだ1/7ぐらいです。ここを過ぎれば緩やかなアップダウンなので、楽になります。
途中、倒木が道をふさいでいる箇所もあったり。
距離を書いた杭があるけども、行きは見落としていた、、、
約1時間歩いて、到着!
目の前には太平洋の水平線。
灯台はそこからもう少し歩く。
灯台にはトイレはありますが自販機等は本当にありません。夏場に限らず何らかの飲み物は持っていかなければいけません。
重茂漁港からも行けるようですが7,2キロもあります。
復路は往路に比べると随分と楽です。ただ私は汗だくになりました。キャンプ場で着替えました。
この日は私以外にも家族連れやカップルが何組か来られていました。行くのなら春先か秋が良いでしょう。
またキャンプ場までの道路も狭く、県道41号線は酷道ばりに狭く曲がりくねった道でした。
以上で、今回の目的はわんこそばを除き達成できました。あとは帰るだけ。
姉吉キャンプ場を出たのが13時前でした。
三陸海岸沿いを走って帰ります。
話には聞いてましたが、防潮堤が海沿いにあり海が見えません。
防潮堤に近い町並みは、家も店舗の建物も全部新しい。まるで新しくできた街並みのように。
この違和感というかなんとも言えない気持ちを南三陸町ぐらいまで、走りながら考えてました。
私も阪神大震災を経験しています。うちはほとんど被害が無く被災したとまでは言えないのですが、それでも神戸の街並みが壊滅的被害を受けたのは知っています。震災後は復興の邪魔になると思い三宮辺りには近づかなかったのですが、落ち着いた後に久しぶりに行った三宮は、やっぱり三宮で阪急の駅は変わってしまったけども、それでもセンター街が残っていたりと以前の三宮へと戻ろうとしていました。
一方、この日走った街並みは、以前の姿は知りませんが、きっと全く違う街並みだったと思います。
それを津波が全部流してしまった、生活基盤というか街ごと流してしまった、ということなんだなと。
それを今更私が理解したところで、何が変わるわけでもないんですが、それでも来てよかったと思います。
その後はグーグルマップを頼りにひたすら下道を走りながら帰ります。
13日の走行距離は570キロ
暗闇の中を走り続けて、14日。
新潟まで来たら国道8号線を走ります。途中の道の駅で仮眠。
富山県まで来たらラーメン山岡家がやっていたので、朝からラーメンと餃子。
また走りだしますが、おなか一杯になったせいか石川県でまた仮眠。
そろそろ体力気力的に限界になってきたので、あとは高速道路で帰りました。
14日走行距離781キロ
家に着いたのは意外と早く13時頃でした。
今回の旅の費用で一番かかったのはガソリン代。昨今の価格高騰も影響してますが、、、SAで一度給油したのですがレギュラーで201円でした。
22.3L 4482円
26.0L 4706円
28.49L 5328円
17.00L 3111円
26.01L 4526円
27.00L 4752円
合計 146.8L 26905円
ジムニーは高速道路を80~100キロで走るよりも。一般道を50~70キロで走っている方が燃費は良いです。
高速道路のみなら14km/Lちょい、一般道なら最高では17.0km/Lでした。どちらもエアコンON。
走行距離のわりに腰は痛くなりませんでした。お尻は痛くなりましたが、シートが軽自動車にしては大き目だからでしょうか?
心残りもありますが、当初の目的は果たせました。これで本州の四隅を踏破できました。日本の四隅となるとなかなかハードル高いのですが、本州とか四国、九州なら「自分で運転して」行けそうな気がします。
しばらくはロングドライブは遠慮したいですが、、、(笑)