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温故知新

2020-03-14 09:53:11 | 日記

会社経営の傍ら、心理カウンセリング・コンサルタント講演・コンプライアンスに基づく講義なども行っています、りゅうこころです。ryukokoro
先日、『昔はこうだった』という記事を書きましたが、『昔があるから今がある』という原点を忘れている若者の多さに驚いたのでこの四文字熟語を書く事にしました。
目次  
 
  1. 故きを温ねて新しきを知る
  2. 歴史の重要性を考えない
  3. 歴史の中の香港
  4. テレビの中のモザイク
  5. YouTuberの存在
故きを温ねて新しきを知る
温故知新とは「故きを温ねて新しきを知る」すなわち、「歴史の先人たちの事を良く学んでその中から新しいものを見つけて発展しましょう」という様な意味があります。私は読書派ですが、実際にお会いしてお話を聞く事が出来ないので本で知識を得ています。「本は偉人が残してくれたバイブル」なのですから。そこをすっ飛ばしていきなり新しいものを素人が扱ったとして、うまくいくはずがありません。
歴史の重要性を考えない
今の世の中、ネットで調べれば答えは簡単に出てきます。そんな世の中で一般常識というある意味不変的な最低限守るべきルールですら学習していない子供達が、「試験中にわからなければググればいいや」と携帯で調べて試験無効となっています。今の学校の試験ってググってもいいのですか?ダメですよね。学校・塾・試験という区別がついていないのでしょう。まったくもって嘆かわしい限りです。
歴史の中の香港
1997年7月1日にイギリス領だった香港が中国に返還されました。その当時みなさん大喜びでした、ジャッキーチェン氏も喜んでいたのを覚えています。あれから23年が経ち、若者たちは記録的デモを起こしました。香港空港封鎖座り込み・破壊行動・暴動です。「当時は中国に返還される」とみんな大喜びしたのです。でも、「香港の問題に中国が口を出すのはおかしい」と「逃亡犯条例改正案」に大反対しました。香港は「香港特別行政区」ですので、社会主義国家の中国にそこまで縛られるいわれはない!と若者が怒ったのです。同じ言語を話す国、中国に返還されて喜んだ香港は、23年の時を経て大規模デモを起こすことになったのです。
テレビの中のモザイク
インタビューや企業名、犯人が移送されるときの手錠など、テレビ画面の中にはモザイクが掛けられます。「人権擁護」の観点からです。でも、SNSってどうですか?そこに人権はありますか?もちろんご自身の事であれば自己責任ですので発信して戴いても構いませんが(自殺配信とか止めてください)他人の事件や事故まで自分の手柄であるかのように、人権無視してアップしていませんか?わいせつ画像も然りです。最近になってYouTube規制が厳しくなりましたが、人権とかモラルとか完全に崩壊していました、いや、今もなお崩壊していますよね。テレビという媒体歴史からもっと学んだ方がいいと思います。
YouTuberの存在

結果的にトイレットペーパー不足はデマですが、テレビを見ない時代の人達向けに情報発信して広告収入を得る「YouTuber」の影響力はすさまじいと思います。写真は『新居のトイレを20年分のトイレットペーパーで埋め尽くしてみた』というものなのですが、いきなりこの動画を見たら『この人が買い占めてるんじゃないの?』と思っても不思議ではないくらい有名な人です。敢えて名前は出しません、なぜなら今回の件と彼は無関係だからです。ただ、それくらい影響力があるのですよと言いたいだけです。
「テレビは情報が遅い」とか「見ていてつまらない」とか言われますが、その中から有益な情報を仕入れる力が、視聴者に無いだけではないかと私は考えます。『何も考えずに早いだけがいい事では無いのですよ』
りゅうこころでした。ryukokoro