イサギを喰らう。

事あるごとにイサギ食いたい！イサギ食いたい！と申していた私ですが、決してスーパーで買うなどせず、いつか釣ってやる！と思い続けて早数年…（涙）
ようやく釣る事が出来ました。

そして堪能しました。
やっぱり旨い魚ですわ。
特にこの時季が旨いですね。
もう１ケ月もすると卵が大きくなって産卵するので、そうなると一気に味覚が落ちます。
早春のイサギが旨いと良く聞きますが、私はこの初夏の物が一番だと思っております。
秋も確かに旨いのですが、今まで秋に食ったイサギはいずれも磯の香りが強かったように記憶してます。

また、グレもそうですが、イサギも個体によって旨さが違うように思いますね。
同じ日に同じ磯で釣れたイサギでも、脂の乗りが全然違ってました。
40㌢級の茶褐色イサギは、皮を引くとキレイな血合いの赤が出てきました。
白く透明の身とのコントラストは素晴らしいのですが、漬けになりました。
35～38㌢の体高のある僅かに線の残ったイサギは、皮を引くと乳白色の脂がベットリ…（嬉）
刺身、霜降り、ナメロウになりました。

アジの定番のナメロウですが、イサギも旨い！
アジよりも大葉・ネギ・味噌を少なめにしてイサギの味が際立つようにしましたが、もう絶品です！
もちろん、刺身も霜降りも文句無く旨い！
ビール進む進む

それとやはり塩焼き！

イサギを最も旨く食べる方法ではないでしょうか。
本当は炭火の強火を遠くから当てて焼きたいのですが、そんな訳にもいかずガスレンジで。
弱火で時間を掛けて焼きました。
切り目からは、オロナミンＣのような脂がジクジクとでて、受け皿に溜まります。
焼きたての口に頬張るとフワッとした食感と共に香りが…。
ジワ～とイサギの旨味が舌に出てきてそれをビールで流す…。
皮目が最高でんな♪



真子が多かったので、粗と一緒に煮付けました。
酒の肴にもご飯のあてにもグッドですよ。
画像は有りませんが、白子の塩焼きもパリッふわっトロッと旨かった。


時間があれば、ニギリにしたかったんですがね…。

ちょっと脂の乗りがイマイチだった茶褐色君ですが、いやいや！なんの何の！
「お代わり！」が出てましたよ～。
潮汁もキレイな粒々が浮いて光ってますね～♪
丼は半分残して、潮汁を掛けていただきました。


まだまだ有りますよ。

干物や味噌漬けなど、当分はイサギを楽しめそうです