冷えた後のこの１杯が堪らん！ in 樫野

予定では５日でしたが、家庭の事情に加え、大雨と雷の予報。
流石に辞めました。
金曜、子供をプールに連れて行ってたら、嫁から「明日、行っといで」と嬉しいメール。
バリバリの寒波ですから、先っちょまで行くか！

少し早めに出て港で寝袋に入る。
なんか幸せ～
風の音を子守唄に熟睡しました。
５時半の目覚ましでしたが、がやがやする音に起きました。
６時１０分前に政栄に乗り込むと直ぐに出船！
あれ？今回も僕が最後！？
もう５分遅れたら、確実に見捨てられてたな！
船は真っ暗な海を沖に向けて疾走します。
乗り入れ地区を取りに行く気なのでしょう。
後方からマクリ体制の僚船あり！
灯台までにかなり追いつかれたのですが、カツオを越えたところで釣人に「まくられるで」と言われて、船頭に火が点いたのかエンジンを吹かしてデットヒートに！
ウネリの中を飛ばすから、右に左に振られて立ってるだけで必死。
樫野でこんなん初めてです。
やがて諦めたのか？僚船はスピードダウン。
船はウスの前島に着けました。
ここで３人降りましたが、トロイ
もたもたしてる内に僚船に両長島を取られました。
平島に２名下ろして、船は戻ります。
マタイチに降りたいのですが、ちょっと無理です。
シンスケなら行けそうと思ってると他の釣人が聞きました。
船頭の答えはＮＧでした。

アゼに下ろした後に丸島で声が掛かりました。
初めての磯です。
よじ登ると足場はフラットですが、自分の足場が磯の頂点である磯はどうも好きでは有りません。
ポイントは船頭によると灘の大島向きだそうです。

確かに下り潮なら、沖の大島との水道に最高の潮目が出来そうな雰囲気です。
タックルは1.5号竿にLBDリール、道糸ザイト・磯フラッシュ２号、ハリスザイト・磯フロロ２号、針オーナー・速手グレ７号、ウキ釣研・全遊動テクニカルG2。
マキエサシエはボイルのＭサイズです。

足元にボイルを入れると茶色い点々が動き回る。
沖に入れるとウキが右手前に寄って来る。
ハリスはギザギザ。
状況は、言うまでもなく悪いですね。
潮に任せて流すままにしてると右手のタナにへばりつく様に流れます。
そこに魚が居れば１発の状況ですが、そこまでサシエが持ちません。
で、「どうするかな～」と漫然としてるとバシュと引っ手繰られました。
コッパかなと思うとグンと竿が大きく曲がります。
ヨッシャ！ボーっと釣法炸裂！！
竿を立てて魚を締め上げるつもりが、魚が寄ってきません。
かといって伸される訳でもなく根掛かりのように手応えがない？
何で？

はぁ？？







ええ～！？
ドラグがユルユルで糸じゃんじゃん出てます。
焦ってスプールに指を掛けるとグーッと重みが乗って軽くなりました。
前回の釣行の後、リールを磨いた時にでも緩んだんでしょう。
ドジ！
間抜け！
多分、グレではなかろうか！？
サイズは分かりません。

朝の１発をバラスとなんか凹みますな～
まぁでも、弁当までに１枚ゲットしましたよ。
弁当中は、ホンダワラ付けてズボ釣り。
何度か魚のアタリがありましたが、針掛りしませんでした。
葉っぱだけ盗られます。キットが居たからなぁ～。

後半戦は、タナが浅いか深いのか悩みながらポツポツと釣りました。
浮かすとサシエは無傷。
深く入れるとこの方。


あぁ～そうそう！
２つ目のバラシもありました。
竿を起こしたらコンコンするので、ハエ根越しに浮かしてやれと竿を寝かしたりして、ゴニョゴニョ時間掛けてると根に貼り付かれてしまった。
僕には、華麗なやり取りは無理です


北西強く、魚も渋く、勉強になった釣りでした。
グレ釣りは、やっぱり面白いなぁ～


◆タックル
竿：1.5号（硬調）
リール：ＬＢＤリール3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュ磯2号
ハリス：ザイト・磯フロロ1.5～2号
ハリ：オーナー・速手グレ5～7号、元輝グレ4～6号
ウキ：釣研・全遊動テクニカル（新製品）のG2、全遊動X-Fの0
エサ：ボイル６キロ

■釣果
口太：31～38㌢４枚
キモ：１つ
ガンダムオセン、コッパ、磯ベラ、サンノジ、キット、キタマクラ、ムシフグ



追伸
帰り道、紀ノ川パーキングでウ○コして出てきたら、いきなり吹雪でした。
ここは中央道か！って叫んでみました。

しかし、串本はええトコやなぁ～。

天使のハシゴ。