泣きの40って分かります?
魚の採寸には、色々あります。
実寸と拓寸。
実寸も検寸台に乗せるとメジャーで上から当てるの。
検寸台の上でも、口を開いてるのと閉じてるの。
すべてサイズは異なります。
もちろん、活きてる状態と死後硬直したものでも違う。
日本記録などの公式レコードは、拓寸がほとんどですが、個人的には実寸に拘りたいです。
実寸より拓寸が大きく、検寸台よりメジャーを上から当てた方が大きい。
口が開いてるとさらに数ミリ伸びます。
泣きの40とは、検寸台では40切るけどメジャーなら40あるのに、口開けてくれたら40あるのにってサイズです。
泣けてくるからです。
要は、40あるかないか微妙と思うサイズ(大概の場合ありませんが)、これが問題です。
これは出来れば計りたくありません。
でも計らないと40釣ったとは大っぴらには言えない。
ベストなパターンは、船頭が軽く計ってくれて、「40あるよ」って言ってくれるのが良いですな。
もちろん、計ってるのが、検寸台かメジャーか、口が開いてるか閉じてるかは見ません。
船頭という第三者が40と言ったら、40なんだ!
40と言ってくれよ~。。。
閑話休題~
どうにも釣りの虫が治まりません。
来週は長男の運動会だし、再来週は休日出勤。
嫁さんにお願いして土曜日行ってきました。
行き先は悩みましたが、この時季はやはり紀伊長島。
二木島や尾鷲、梶賀も悩みましたが、口太ばっかりです。
この時季、口太にはまったく興味がありません。
狙いは、尾長&イサギです。
長島の半夜では良型の尾長が良く当たってきます。
今年もバチバチ飛ばされてるようなので、タックルは神津仕様のまま行きました。
長島の半夜は2時~6時半です。
いい時間帯と一致するのですが、少し短い。
そんなので朝もやることに。
午前4時50分に港をでて、船は大島に向う。
4番と3番ハナレに底物師と上物師を乗せた。
4番の水道をするように進められたが、底物と一緒の磯になって釣った験しがないので、辞退した。
稲船が良かったが、他の渡船が6人下ろしたので、上手に向かう。
黒島に4人下ろした後、中村本島に降りた。
真潮が通り、潮の色も良さそうである。
この前の神津よりズッと期待できる。
が、しかし、潮が行ってるうちは30までの尾長、口太が来たがそれも8時には止まり、その後はゴミが漂うパターン、、、。
ドラマは無いままに正午に納竿。
タイドプールに30前後を5~6匹入れていたが、2匹だけどん臭い奴が残ってた。
午前の釣果です。
逃げそびれたグレ2匹。
この後、リリース。
午前は、まったくで39センチが1枚だけ黒島で釣れていた。
まぁ、この時季の朝釣りは“こんなもん”である。
半夜までは、一旦上がります。
このシステム嫌がる人が多いが、個人的には結構好きだ。
陸でビールと弁当を食って、小一時間ほど眠れる。
出船は2時前。
流石に半夜は人が多い。
上手に直行し、黒島から付ける。
中村ハナレ、中村本島、西穴ハナレ、西穴の三角、八の瀬ロープ下と渡して行き、最後に私。
船頭に前日尾長らしきバラシのあった黒島の東のカドでやってくれと言われて降りた。
しかし、そこには先客が居たので、正直、他の磯の方が良かったが、、、。
まぁ、船頭の考えもあるのだろう。
黒島の東は、低い釣場で今日のような大潮の満潮時には総波被りなのだ。
特に東のカドなんざ、一番早く被る。
船頭も「被ると思うけど頑張って」とノタマッタし。
午前は標準のタックルだったけど、半夜は強靭タックルで挑んだのだが、、、。
黒島は、紀伊長島の湾の東の先端にあり、深場から急激に駆け上がるので非常に波の立ちやすい磯だ。
特に東は、まともに波を受ける、南からのウネリだと多少ましだが。
竿2.5号、ミチイト:ザイト・フラッシュ磯3号、ハリス:ザイト・磯フロロ4号、ハリ:釣研・剣華グレX8号。
掛かってこんかい!!
が、しかし、まったくサシエが盗られません。
右手でやる先客は、常連さんですが、同様にまったくのようです。
際でサラシの下に入れるとミニコッパが来ましたが、沖はまったく気配なし。
前日は沖30メートルで強烈な奴が来たとのことでしたが、、、。
潮が、潮が動かーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!
うねりは大きくなり、足元を洗うようになりました。
右手の先客にジリジリと近寄ります。
サラシもドンドンとでかくなり、手に負えません。
サシエの安定のため3Bのウキに代えて、ハリスにオモリを打ちました。
2つのサラシの真中で馴染ませると、スパンとウキ入れ。
あわせると手前に寄ってきます。
来たか!?
やっと来たと思ったらコンコンコン、単調でスリルの無い引きです。
シブカミでした。
なぜかモノクロモードで撮影されていたアイゴ。
ドコにいるか分かる?
波はでかくなり、全身に顔面シャワーを浴びます。
特にヒップガードと股紐に縛られた大事なトコは、中身までびしょ濡れです。
常連さんが、メバルを釣るのをチラッと横目で見ましたし、このポイントは厭きません。
釣れるなら頑張りますが、状況は変わりそうもないので、諦めました。
釣座は、高場よりのテッペンが良さげ(波が被らないと言う意味で)ですが、先客の釣座も後何分も持ちそうもありません。
水分補給しながら見守ってると、案の定引き上げて来ました。
ドコに行くのかなと思ってたら、裏の水道に回りました。
では、遠慮なくテッペンへ移動。
ここは快適です。
なんたって、波を被りません。
大事なところも乾いてくるチューモンだ
割れから出るドデカイサラシにボイルを入れながら、サラシの中を釣ります。
まともにやっても駄目でしょうから、ハリスには数珠のようにガン玉を打つ。
でも潮が行かない以上、反応はありません。
時間だけが過ぎます、5時、、、潮、動いて~。
船頭が見回りに来ました。
●●さん、どう?
手を横に振る
夕方、イサギ寄るで~
ウキ下を深く取り、ハリスのガン玉をたくし上げてサラシの沖に遠投。
竿を高く上げてサラシの影響を避けます。
サラシの強弱でウキがあっちに行き、こっちに行き、、、。
サシエが盗られないので、ウキ下を下げていって5ヒロです。
スポンとウキ入れ!
糸ふけを取って合わせると魚の重みが乗る。
大して引かないので、イサギだイサギだと喜びましたが、足元でちょっと抵抗します。
あれ?
ひょっとすると、、、そうコヤツです。
40センチぐらいかな?
君には申し訳ないが、呼んでない。
まぁ、期待してくれた船頭に示すためにキープしました。
今度こそイサギと気合いを入れますが、潮が行かねばイサギとて口を使いません。
6時半に竿を置きました。
船頭に「アカンかった~、40あるなしの口太1つだけ」と報告しました。
他の釣人も軒並み駄目だった様です。
ここの船頭は、魚を〆てくれます。
首の動脈を切って、殺さずに海水に泳がせるのです。
その前に丁寧に計ってくれます。
「39.5センチやわ」
・・・・・・・・・・・・・・。
今度から、その単位は四捨五入でお願いします
しかし、ドコ行っても潮が行きません。
て言うか、止めてるんじゃないかな
はぁ~
午前のタックル
◆竿:1.5号
◆リール:LBドラグ3000番
◆道糸:ザイト・フラッシュ磯2.5号
◆ハリス:ザイト・磯フロロ2~3号
◆ウキ:釣研・全遊動X-FのB、グレセンサーFのG2~2B
◆針:オーナー・速手グレXの6~7号
◆エサ・マキエ:ボイル
午後のタックル
◆竿:2.5号
◆リール:LBドラグ3000番
◆道糸:ザイト・フラッシュ磯3号
◆ハリス:ザイト・磯フロロ3~4号
◆ウキ:釣研・グレセンサーFのG2~2B、全遊動X-Aの3B
◆針:オーナー・速手グレXの6~7号、剣華グレ8号
◆エサ・マキエ:ボイル
釣果
口太グレ:1枚(39.5センチ)
尾長&口太:ポツポツ(15~30センチ)、磯ベラ、キタマクラ
魚の採寸には、色々あります。
実寸と拓寸。
実寸も検寸台に乗せるとメジャーで上から当てるの。
検寸台の上でも、口を開いてるのと閉じてるの。
すべてサイズは異なります。
もちろん、活きてる状態と死後硬直したものでも違う。
日本記録などの公式レコードは、拓寸がほとんどですが、個人的には実寸に拘りたいです。
実寸より拓寸が大きく、検寸台よりメジャーを上から当てた方が大きい。
口が開いてるとさらに数ミリ伸びます。
泣きの40とは、検寸台では40切るけどメジャーなら40あるのに、口開けてくれたら40あるのにってサイズです。
泣けてくるからです。
要は、40あるかないか微妙と思うサイズ(大概の場合ありませんが)、これが問題です。
これは出来れば計りたくありません。
でも計らないと40釣ったとは大っぴらには言えない。
ベストなパターンは、船頭が軽く計ってくれて、「40あるよ」って言ってくれるのが良いですな。
もちろん、計ってるのが、検寸台かメジャーか、口が開いてるか閉じてるかは見ません。
船頭という第三者が40と言ったら、40なんだ!
40と言ってくれよ~。。。
閑話休題~
どうにも釣りの虫が治まりません。
来週は長男の運動会だし、再来週は休日出勤。
嫁さんにお願いして土曜日行ってきました。
行き先は悩みましたが、この時季はやはり紀伊長島。
二木島や尾鷲、梶賀も悩みましたが、口太ばっかりです。
この時季、口太にはまったく興味がありません。
狙いは、尾長&イサギです。
長島の半夜では良型の尾長が良く当たってきます。
今年もバチバチ飛ばされてるようなので、タックルは神津仕様のまま行きました。
長島の半夜は2時~6時半です。
いい時間帯と一致するのですが、少し短い。
そんなので朝もやることに。
午前4時50分に港をでて、船は大島に向う。
4番と3番ハナレに底物師と上物師を乗せた。
4番の水道をするように進められたが、底物と一緒の磯になって釣った験しがないので、辞退した。
稲船が良かったが、他の渡船が6人下ろしたので、上手に向かう。
黒島に4人下ろした後、中村本島に降りた。
真潮が通り、潮の色も良さそうである。
この前の神津よりズッと期待できる。
が、しかし、潮が行ってるうちは30までの尾長、口太が来たがそれも8時には止まり、その後はゴミが漂うパターン、、、。
ドラマは無いままに正午に納竿。
タイドプールに30前後を5~6匹入れていたが、2匹だけどん臭い奴が残ってた。
午前の釣果です。
逃げそびれたグレ2匹。
この後、リリース。
午前は、まったくで39センチが1枚だけ黒島で釣れていた。
まぁ、この時季の朝釣りは“こんなもん”である。
半夜までは、一旦上がります。
このシステム嫌がる人が多いが、個人的には結構好きだ。
陸でビールと弁当を食って、小一時間ほど眠れる。
出船は2時前。
流石に半夜は人が多い。
上手に直行し、黒島から付ける。
中村ハナレ、中村本島、西穴ハナレ、西穴の三角、八の瀬ロープ下と渡して行き、最後に私。
船頭に前日尾長らしきバラシのあった黒島の東のカドでやってくれと言われて降りた。
しかし、そこには先客が居たので、正直、他の磯の方が良かったが、、、。
まぁ、船頭の考えもあるのだろう。
黒島の東は、低い釣場で今日のような大潮の満潮時には総波被りなのだ。
特に東のカドなんざ、一番早く被る。
船頭も「被ると思うけど頑張って」とノタマッタし。
午前は標準のタックルだったけど、半夜は強靭タックルで挑んだのだが、、、。
黒島は、紀伊長島の湾の東の先端にあり、深場から急激に駆け上がるので非常に波の立ちやすい磯だ。
特に東は、まともに波を受ける、南からのウネリだと多少ましだが。
竿2.5号、ミチイト:ザイト・フラッシュ磯3号、ハリス:ザイト・磯フロロ4号、ハリ:釣研・剣華グレX8号。
掛かってこんかい!!
が、しかし、まったくサシエが盗られません。
右手でやる先客は、常連さんですが、同様にまったくのようです。
際でサラシの下に入れるとミニコッパが来ましたが、沖はまったく気配なし。
前日は沖30メートルで強烈な奴が来たとのことでしたが、、、。
潮が、潮が動かーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!
うねりは大きくなり、足元を洗うようになりました。
右手の先客にジリジリと近寄ります。
サラシもドンドンとでかくなり、手に負えません。
サシエの安定のため3Bのウキに代えて、ハリスにオモリを打ちました。
2つのサラシの真中で馴染ませると、スパンとウキ入れ。
あわせると手前に寄ってきます。
来たか!?
やっと来たと思ったらコンコンコン、単調でスリルの無い引きです。
シブカミでした。
なぜかモノクロモードで撮影されていたアイゴ。
ドコにいるか分かる?
波はでかくなり、全身に顔面シャワーを浴びます。
特にヒップガードと股紐に縛られた大事なトコは、中身までびしょ濡れです。
常連さんが、メバルを釣るのをチラッと横目で見ましたし、このポイントは厭きません。
釣れるなら頑張りますが、状況は変わりそうもないので、諦めました。
釣座は、高場よりのテッペンが良さげ(波が被らないと言う意味で)ですが、先客の釣座も後何分も持ちそうもありません。
水分補給しながら見守ってると、案の定引き上げて来ました。
ドコに行くのかなと思ってたら、裏の水道に回りました。
では、遠慮なくテッペンへ移動。
ここは快適です。
なんたって、波を被りません。
大事なところも乾いてくるチューモンだ
割れから出るドデカイサラシにボイルを入れながら、サラシの中を釣ります。
まともにやっても駄目でしょうから、ハリスには数珠のようにガン玉を打つ。
でも潮が行かない以上、反応はありません。
時間だけが過ぎます、5時、、、潮、動いて~。
船頭が見回りに来ました。
●●さん、どう?
手を横に振る
夕方、イサギ寄るで~
ウキ下を深く取り、ハリスのガン玉をたくし上げてサラシの沖に遠投。
竿を高く上げてサラシの影響を避けます。
サラシの強弱でウキがあっちに行き、こっちに行き、、、。
サシエが盗られないので、ウキ下を下げていって5ヒロです。
スポンとウキ入れ!
糸ふけを取って合わせると魚の重みが乗る。
大して引かないので、イサギだイサギだと喜びましたが、足元でちょっと抵抗します。
あれ?
ひょっとすると、、、そうコヤツです。
40センチぐらいかな?
君には申し訳ないが、呼んでない。
まぁ、期待してくれた船頭に示すためにキープしました。
今度こそイサギと気合いを入れますが、潮が行かねばイサギとて口を使いません。
6時半に竿を置きました。
船頭に「アカンかった~、40あるなしの口太1つだけ」と報告しました。
他の釣人も軒並み駄目だった様です。
ここの船頭は、魚を〆てくれます。
首の動脈を切って、殺さずに海水に泳がせるのです。
その前に丁寧に計ってくれます。
「39.5センチやわ」
・・・・・・・・・・・・・・。
今度から、その単位は四捨五入でお願いします
しかし、ドコ行っても潮が行きません。
て言うか、止めてるんじゃないかな
はぁ~
午前のタックル
◆竿:1.5号
◆リール:LBドラグ3000番
◆道糸:ザイト・フラッシュ磯2.5号
◆ハリス:ザイト・磯フロロ2~3号
◆ウキ:釣研・全遊動X-FのB、グレセンサーFのG2~2B
◆針:オーナー・速手グレXの6~7号
◆エサ・マキエ:ボイル
午後のタックル
◆竿:2.5号
◆リール:LBドラグ3000番
◆道糸:ザイト・フラッシュ磯3号
◆ハリス:ザイト・磯フロロ3~4号
◆ウキ:釣研・グレセンサーFのG2~2B、全遊動X-Aの3B
◆針:オーナー・速手グレXの6~7号、剣華グレ8号
◆エサ・マキエ:ボイル
釣果
口太グレ:1枚(39.5センチ)
尾長&口太:ポツポツ(15~30センチ)、磯ベラ、キタマクラ
長島はいったん港に帰るんですね!
半夜は10年ほど前に一度行ったきりなので忘れてしまいました・汗。
尾長・尾長・・・口太はいらん!そのお気持ちよく分かります(爆)
遠征病です・笑
長島は、通しでも一旦上がります。
このシステム、若い時は煩わしかったけど、今は、帰りの体力の温存に良いですわ、、、。
遠征しなくても、昔からこの時季は“尾長”です。
オナガビョウです(笑)
でも、時間が短そうやから行ったことありましぇん。
泣きですが、
昨年はカラフトマス49センチ。
大引きではサンバソウ39センチ。
こないだヒラマサ79センチ。
なんか、「9」に縁があります(汗)
長島、尾長が濃いことは確かです。ただ、デカイスも多いですけどね。
一昨年、コテピシにいかれたのがトラウマですわ。
泣きの40、毎年、4~5枚は釣りますが、ほんまガックリします。