【過去シリーズ】GW韓国遠征

GWに家族旅行で韓国に行くこととなり、連れがエステ行ってる間に戦争記念館を訪問しました。

目的は、北朝鮮からの亡命機の展示です。

また、展示は朝鮮戦争がメインです。

とはいえ豊臣秀吉の朝鮮出兵、日本による朝鮮統治、竹島領有権問題も取り上げられています。

正直、日本人としては思わずムッとしてしまう展示もあります。

ただ、そこはあくまで韓国の立場での視点ですので冷静になって展示を見ていきました。日本関連展示の写真は割愛します。

まず、羽田からアシアナ航空でソウルへ。

富士山！


ソウル金浦空港到着。

ターミナルまでまさかのバス移動だったので、飛行機の写真撮りまくりました。

乗ってきたアシアナ航空A330


以下はバス車内から。

ANAのB787

中国南方航空A330

同社のA330は日本路線に就航してないので、珍しい機が見れました。


中国国際航空B737


さて、途中行程かなり省きましたが、戦争記念館です。

ちなみに入館無料です。

朝鮮人民軍空軍(北朝鮮の空軍)の練習機Yak-18

ソ連製の航空機です。

入って早々すごい機体が展示されてます。


朝鮮人民軍空軍のMiG15

朝鮮戦争時代の主力機です。

国連軍が苦戦した機体です。

ちなみに、このYak-18とMiG15は亡命機ではありません。

展示用に購入した機体です。

亡命機は屋外展示場にあります。

屋内展示エリア全景。

アメリカ空軍F86Fセイバー

朝鮮戦争時代のアメリカ空軍の主力機。

MiG15に苦戦しましたが、最終的にはこのセイバーが優勢となったそうです。

韓国空軍F51

こちらはレシプロ機で、WW2時代の機体。

WW2時代はアメリカ陸軍航空軍の同機(大戦中の呼称はP51)と、

日本の帝國陸海軍が熾烈な戦いを繰り広げました。

朝鮮人民軍陸軍のT34戦車とアメリカ陸軍のM4シャーマン戦車。

どちらもWW2時代の傑作戦車ですね。

ただ、私陸上兵器にはそこまで詳しくありません。




これがまたすごいのが、金日成の乗用車。

どうやって手に入れたのか。。。



さて、屋外展示場へ。

これが目当ての北朝鮮からの亡命機MiG19です。

屋内展示機とは違い、リアルガチの元朝鮮人民軍空軍所属機です。

どういう思いで脱北したのでしょう。

この機体は北朝鮮のどんな風景を見てきたのでしょう。

今パイロットはどうしてるのか。

色々思いを馳せてしまいます。


塗装は韓国で塗り替えたよう。


韓国空軍のF4ファントム

ファントムは自衛隊機で見慣れてるので、外国軍籍の機体はなんだか新鮮です。

韓国空軍F5タイガー

日本では見られない機体です。

こちらは韓国海軍チャムスリ級哨戒艇

北朝鮮との銃撃戦を経験した艦艇として展示されています。


弾痕が生々しいです。


アメリカ空軍のB52爆撃機。

なぜここに展示されてるのか。

ということで、見たいものは見たので撤収します。

ちなみに、最寄駅は地下鉄三角地(サムガクチ)駅です。

ソウル中心地から10分ちょっとなのでアクセス性抜群です。

最後に見学した感想。
日本関連の展示には言及しませんが、

ベトナム戦争関連の展示に関しては違和感を持ちました。

韓国軍はベトナム戦争で数多くの戦争犯罪を犯しています。

しかし、それには一言も触れていません。

それどころか韓国軍を称えているように感じました。

日本へ謝罪を求めるなら、自身の行いも省みるべきでしょう。

日本は既に何度も謝罪賠償しているわけですし。

ただ、韓国の方々親切でしたしご飯も美味しく楽しい旅になりました。

10月にソウルで航空ショーがあるので、また韓国行こうかと思っています。