縄文人の反乱 日本を大事に

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●岩崎卓爾(いわさき たくじ)  多面的文化人 「天文屋の御主前(うしゆまい)」

2012年11月27日 12時20分37秒 | 色んな情報
●岩崎卓爾(いわさき たくじ)  多面的文化人 「天文屋の御主前(うしゆまい)」
★岩崎卓爾(いわさき たくじ)http://p.tl/wL9Y
日本の気象観測技術者。
石垣島において気象観測を通じ台風の研究を行った一方、沖縄県八重山地方の生物や民俗、歴史に関する研究も行い、著書などを通じて、それまであまり世に知られていなかった同地を広く世に知らしめた。
南方熊楠同様、当時としては珍しい地方に根を下ろした多面的文化人といえる。
号は糸数原主人袋風荘(たいふうそう)主人、蝶仙、蝶翁。
★業績  http://p.tl/gCNM
石垣島における台風の猛烈な強風への対策として、中央気象台に対してコンクリート建築の導入を提案した。彼の提案を受け入れ、測候所の建物も1915年(大正4年)にはいちはやく鉄筋コンクリートで建て替えられている。いまや竹富島の伝統的な集落といった例外を除くと、八重山地方の建築物は、ほとんどが鉄筋コンクリート造りになっている。また台風襲来時にはこと細かにこれを観測して記録したが、1914年(大正3年)にはその際風で飛んできた石に当たって右眼を失明している。

一方で石垣島を中心とした八重山地方の生物、民俗、歴史に関する調査を行い、多数の著書を著して八重山研究の基礎を築いた。ある意味本業の気象観測や台風研究でよりもこちらの方の業績で有名で、特に生物研究においては積極的に採集を行い、得られた標本を交流のあった昆虫学者の名和靖や分類学者の松村松年などに送ったことで、多数の新種、新亜種発見や台湾、フィリピンなど熱帯特産種の日本での分布新確認に貢献した。現在日本では石垣島や八重山地方特産種である昆虫、爬虫類の多くが標準和名の頭にイワサキの4文字を冠しているのは、こうして標本を送られた各人の、彼に対する献名である。またサキシマハブのような毒蛇、オオゴマダラ、コノハチョウといったチョウを自ら飼育し、ハブに関しては防除法を、チョウに関しては食草や生態を解明した。

民俗学の研究においても多数の方言や民謡、民話などの採集に尽力し、島を訪ねた柳田國男や折口信夫ら多くの研究者を案内して八重山文化の紹介につとめている。柳田はこの訪問を契機の一つとして海上の道の学説を唱えた。
★エピソード  http://p.tl/PQ_W
明治期の士族の例に漏れず、成人した頃には岩崎の実家も零落していた。赴任先に石垣島を選んだのは、彼自身がこうした僻地の気候に興味を抱いたのもあるが、当時化外の地とされていた同測候所勤務の、赴任手当を含めた高給による厚遇が目当てだった。

所長就任時は、島民が気象観測の何たるかを全く理解していなかったので、その意義重要性を説いて島中を回った。しかし、島民からは他の高圧的な態度で接する役人と同等に見られたので、天気予報が当たらず台風が島を直撃し、人的被害がでたときなどは測候所に投石されたり、ひどいときは縛られて連行され吊るし上げをくらったこともあったようである。しかし彼の八重山の人と風土を愛する心情に島民もほだされ、飾らない人柄から人望を得て慕われるようになり、晩年は天文屋の御主前(てんぶんやーのうしゅまい)、子どもたちからは なーべら(沖縄方言でヘチマのこと)うしゅーまい という愛称で親しまれた。

★石垣島(いしがきじま) http://p.tl/gYNZ
沖縄県石垣市に属する島である。面積は約 222.6 km² と沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島である。日本では本土と沖縄本島を含め、熊本県上天草市・天草市に属する天草上島に次いで 21番目の面積を持つ。人口は約4万5千人。

★石垣市(いしがきし) http://p.tl/ArEe
沖縄県八重山諸島の政治、経済、産業、交通の中心地となっている市である。沖縄県八重山事務所(旧・八重山支庁)所在地であり、数々の島から成り立つ隣接自治体である竹富町役場も市内にある。

近年は、離島ブーム、ダイビングなどの海洋レジャーを目的に島外からの移住者が増え、人口が増加する現象が見られている。また、日本最南端・最西端に位置する市でもある。

★八重山列島(やえやまれっとう)または八重山諸島(やえやましょとう) http://p.tl/nHxb
南西諸島西部の島嶼群で、先島諸島の一部を成す。

★沖縄方言(おきなわほうげん)または沖縄語(おきなわご) http://p.tl/LUF7
沖縄中南部諸方言(おきなわちゅうなんぶしょほうげん)は、琉球語(琉球方言)のうち、沖縄諸島中南部で話される方言(言語)の総称である。話される範囲には沖縄本島中南部と慶良間諸島、久米島、渡名喜島、粟国島、奥武島、浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島が含まれる。ウチナーグチ(沖縄口)とも言う。

一般に「古くからの沖縄の方言」と認識されている言葉はこれである。現在の沖縄県で広く話されている俗に「沖縄弁」と呼ばれる言葉は、ウチナーヤマトグチ(沖縄大和口)と呼ばれるもので、沖縄方言と共通語が接触して成立した新方言である。

エスノローグとISO 639の中央沖縄語(Okinawan, CentralまたはCentral Okinawan)や国連教育科学文化機関(ユネスコ)の沖縄語(Okinawan Language)という単語は、この項目における沖縄方言という単語が指す範囲とほぼ同じである(#沖縄語を参照)。

★危機に瀕する言語 http://p.tl/Uohh
話者がいなくなることで消滅(死語化)の危機にある言語である。危機言語とも言われる。

★消滅危機言語の一覧 http://p.tl/T-lP
英語・スペイン語など広範囲で通用する言語の「圧力」に押され、使用人口(特に母語話者人口)が極めて少なく、近い将来の消滅が危惧される言語の一覧である。

現在、それを少しでも食い止めようとする様々な努力が世界中で行われているが、現在でもいくつもの言語の消滅が進行中である。以下にそういった一例を示す(あくまでも、ごく一部である。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の発表では、2009年時点で、世界で約2500の言語が消滅の危機にあるとされている。それぞれの言語の詳細については、それぞれのリンク先を参照されたい)。

★ウチナーヤマトゥーグチ(沖縄大和口) http://p.tl/avuU
第二次世界大戦後の沖縄県に成立した、新しい日本語の方言である。沖縄県民が「方言」として認識する土着の諸方言(琉球語)とは異なり均質性が強く、県外の人が俗に「沖縄弁」と呼ぶ言葉とほぼ同義である

★沖縄方言の表記体系  http://p.tl/axo2
この項目では、現代における沖縄方言の表記体系について解説する。沖縄方言の概観については沖縄方言を、琉球語の表記については、琉球語(en:Ryukyuan languages)もしくは日本語#方言と表記をそれぞれ参照のこと。

「方言」として、現代における沖縄方言が頻繁に文書化されるということはなく、一般的には、一部の観光地などで「めんそーれ」「シークヮーサー」などと、日本語の表記体系が、「限定的な手法」として用いられているに過ぎない。これは、現代における沖縄方言の標準的な正書法というものは存在しないからである。
しかしながら、一部の言語学者や識者によって提唱されている表記体系が数例存在する。これらの表記体系の中で、沖縄方言を母語とする者の間に広く用いられている例はない。沖縄方言のローマ字表記の類は、とりわけ学術的な出版物において用いられている。

★沖縄県の歴史 http://p.tl/FSPP
現在の沖縄県にあたる領域を中心とした歴史である。沖縄県となる以前の、先史時代、琉球王国時代、琉球藩時代もここで述べる。

★「岩崎卓爾・正木任」展始まる 昆虫標本など展示、15日まで 2012年4月2日 http://p.tl/8cuE
昆虫採集のマニアでもある早稲田大学教授の池田清彦さんが会場に足を運び、「虫好きな人はマサキという名前をみんな知っている」と話し、

★岩崎卓爾【いわさき-たくじ】デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1869-1937 明治-昭和時代前期の気象技術者,民俗学者。
明治2年10月17日生まれ。32年沖縄石垣島初代測候所長となる。気象観測のかたわら,八重山の民俗,歴史,生物などを研究。退職後も石垣島にとどまり,「天文屋の御主前(うしゆまい)」としたしまれた。昭和12年5月18日死去。69歳。陸前仙台出身。第二高等学校中退。著作に「ひるぎの一葉」「八重山研究」など。

★岩崎卓爾 Takuji Iwasaki    http://p.tl/9cpu
★風の御主前(ウシュマイ)    http://p.tl/6nGh
★40. 石垣島と波照間島の観測所  http://p.tl/RaQo
★「島唄になった気象予報官」   http://p.tl/fOvV
★島の自然,人情を愛した男    http://p.tl/3CBu
★岩崎さん Mr. Iwasaki     http://p.tl/MA56
★宮澤清治の防災歳時記 ー 屋島丸台風は韋駄天だった ー   http://p.tl/EVUv
★ブログキーワードまとめ > 岩崎卓爾 イシガキシジュウンラ http://p.tl/l0Oz
★黒岩恒(くろいわひさし)と岩崎卓爾(いわさきたくじ)   http://p.tl/gJIF

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