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2014年08月26日 18時26分04秒 | 色んな情報

●えっ!「子供」って差別表現だったの!?

http://kan-chan.stbbs.net/word/pc/kodomo.html より転載
えっ!「子供」って差別表現だったの!?
 新聞で「誘拐」を「誘かい」、「拉致」を「ら致」と書くのは、常用漢字表にない漢字だからだそうだ。日本人はそれくらいの日常的な漢字も読めないだろうと思われて、新聞社に馬鹿にされている。「炭疽菌」を「炭そ菌」と書かれては、「炭素菌」と勘違いしてしまいそうだ。二酸化炭素は炭そ菌の仲間なのだろうか。

 しかし、これくらいなら、まだ可愛いほうだ。「子供」の「供」は小学校で習う漢字のくせに、わざわざ「子ども」と書く新聞社や出版社が多いのだ。表外漢字どころか、小学校で習う漢字すら読めないと思われて、我々は馬鹿にされているのだろうか。

 実は、驚くかもしれないが、「子供」という言葉が、今、「差別用語」として、出版界や教育現場などあちこちから追放処分を受けているのだ。その代わりに、「子ども」と、「供」をひらがなに直した表記ばかりを目にするようになった。

 私の母校である地元の中学校で、創立二十周年記念の文集を出すことになった。母はPTAでその文集の編集に加わっているらしいのだが、「父兄」に朱が入って上に「父母」と書かれていた(「父母」の方が実態に合った表現とは言え、大袈裟に騒ぐほどのことでもないと思うが)のに加え、「子供」という表現はあちこちのページで朱が入っていた。噂には聞いていたが、この書き換えがこれほどまでに広まっていたとは。

 母に尋ねてみると、やはり学校で、「子供」は差別表現だと説明を受けたらしい。私は、それは一部の人の意見に過ぎないし、全くおかしな書き換えだなあと言ったのだが。


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こどもの「ども」は複数形の「共」に由来
 いつ頃からこの言い換えが始まったのだろう。一説には、昭和二、三十年代頃と言われているが、羽仁説子という人が、『供』という字は『お供』の『供』、付属物の扱いみたいだから良くないと言ったのが始まりとされている。

 果たしてそうなのだろうか。明治二十二年に初版が発行された「言海」という国語辞典(私が所持しているのは昭和四年の縮刷十五版)で「ども」(こども)を引くと、このように書いてある。

-ども (名) |子供| (一)多クノ子。衆兒 (二)ワラベ。兒童
 なるほど、確かに、「子供」とは「多くの子」が元々の意味らしい。つまり「男共(おとこども)」が「男」に「共」を付けて複数の男を表すのと同じで、「コ」に「ドモ」を付けて複数の子を表す「コドモ」になったのだ。

 しかし、現代語で「子供」は「こ」+「ども」ではなく、「こども」という一つの語になってしまっている。それを示す二つの証拠がある。まず、「子供」と似た例に「友達」があるが、これも今では「とも」+「たち」ではない。一人の「子供」も一人の「友達」もいるし、複数形は「子供等(こどもら)」「子供達(こどもたち)」や「友達等(ともだちら)」である(逆に「男共等」とか「男共達」とは言わない)。

 次に、「オトコドモ」は「男共」と書くのに、「コドモ」は「子共」とは書かず「子供」と違う漢字で書く。このように、現代語では元の意味(子の複数形)がすっかり薄れてしまっているのである。

 つまり、「コドモ」の「ドモ」とは、元々は複数形を表す「ドモ」であり、後に「供」の字が宛てられたというのが、この言葉の語源である。なぜこの字が宛てられたのかは、はっきりわかっていない。しかし「親のお供という意味で供の字を宛てられた」という証拠は、今のところ出てきていない。証拠もないのにイメージが悪いからと縁起担ぎだけで日本語の日常重要単語を一つ抹殺されてしまっては、全く迷惑な話である。

 この点を指摘すると、さすがに「子ども表記原理主義者」も痛いところを突かれたのか、苦しい言い訳をするのが常である。“「子供」は連想による誤解であったとしても、誤解が成立する言葉をわざわざ用いることはないと思う。”などと言う。馬鹿げた言い訳である。“意味を誤解されやすい言葉だからいけない”のではなくて、正しい意味を知らずに勝手に誤解した方が悪い。そもそも、大抵の人は、「子ども表記原理主義者」に彼らの馬鹿らしい教えを吹き込まれない限り、そんな誤解などしていない。「子ども表記原理主義者」が勝手に妄想をふくらませているだけの話だ。


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子供が“子ども”になる時、日本は終わる
 さて、仮に百歩譲って「供」の字は親の「お供」を連想させるという説を認めるととしても、まだ疑問は残る。子供は本当に「供」でないのだろうか。「お供(お伴とも書く)」とは、ある人に付き従って行く人の意味である。子供はいつから親に付き従わなくてよくなったのだろう。子供が「子供」でなくなった時、それは「子ども」が親の指導に付き従わず、「人権」の名の下に勝手気ままな行動をして人に迷惑をかけたり犯罪を引き起こしたりする時代であり、それはまさにこの現代社会なのだ。

 話は少し脱線するが、この頃の「子ども」の漫画によると、親とは「子ども」を決してぶたないものらしい。「殴ったね!? 親父にもぶたれたことないのに!」という有名な漫画の台詞が、前にCMで流れていたが、子供を決してぶたない親父なんて、いるのだろうか。子供が悪いことしたら、ぶつくらい、当たり前だと思っていたが、違うのだろうか。(児童虐待被害者からクレームの付く前に補足しておくが、子供が悪いことしてないのに、言いがかりを付けてぶつとか、単なる憂さ晴らしでぶつとかは問題外だけど。)「古い思想だ」と笑うがいい。でも、子供を決してぶたない親父なんて、やっぱり、私には想像できない。


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 誤解して欲しくないのだが、誰かが「子ども」と書いているからと言って、即、言葉狩り賛成論者と決めつけるべきではない。差別うんぬんという理由ではなく、(かつて当用漢字音訓表外の読みという理由で「友達」を「友だち」と書いていたのと同じく)「子供は宛字なので平仮名で書く」という方針だったり、「子ども、と書いた方が柔らかみが出る」という理由から、どちらかというと「子ども」という表記の方に親しみを持っている人も少なくない。私自身は「子供」表記を主に使っているものの、「子ども」と書くのは絶対駄目だとまでは言わない。私がむしろ問題に思うのは、他人に「子ども」表記を無理矢理押しつけることである。

 さて、この「子ども」表記問題に関しては、「はれときどきぶた」で有名な絵本・童話作家の矢玉四郎氏が「矢玉四郎はれぶたのぶたごや」サイト内で、より詳しく解説なさっています。参考にどうぞ。

 また、「子供」は差別語?(漢字家族サイト内)にも、この問題に関する考察が載せられています。

注:上記サイトは、あくまでも他の方の作成した参考資料であり、私の製作したものではありません。また、私がこのサイトの考えをすべて支持しているとか、支援関係にあるという意味でもありません。


◆AYU
2011年01月11日
「女、子供=論理の通じない相手」という場合は
「女」だって差別用語だから、以後「おんな」にするつもりかな(笑)
釈迦やキリストが教典や聖書を書かずに生き方を弟子たちに示したり、
ライブの説法で生き方を伝えたのは、
固定化された言葉は後の人間の解釈で
歪曲されてしまうという側面があること知っていたからと思われますね。
それが証拠に、仏教教典は何種類も存在する。

「メディアはメッセージである」

発言する人間(メディア)=発言する真意によって、
同じ言葉も伝わる意味(メッセージ)は変わってくる。

ソムリエが「このワインは美味い」と言った場合と
味音痴が「このワインは美味い」と言った場合の
「ワインの味の真実」は異なる。
「「このワインは美味い」」というメッセージではなく、
メディア(発言者)そのものがメッセージなのだ。

言葉にひかかると過ちをおかすことになる。
羽仁説子都市伝説も、別の真意があっての発言だった可能性もあるから、
本人に確認しなければ、本当のところはわからない。

ひらがなで伝わる言葉はひらがなで表記するというのが、
今後の潮流であることは変わらないと思いますけどね。
 
◆PTA
問題情報収集してます。昨年PTA問題が話題になりました。参考にしたサイトです
http://pta.my-sv.net/
そちらの学区でも「PTAが学校とは外部の任意団体であること」が周知されていますか?来年度、入会意思確認が徹底された上でのPTA活動が盛んになることを願っています
 
◆Bee-chan2011年01月11日
子供は、一組の夫婦を夫婦から親にしてくれた「お供え物」といただきます。

言葉に忙殺されると、真実が見えなくなる。 真意を伝えるには、「言葉」という道具は不完全なのでしょう。

それでも人は、言葉の解釈にこだわり過ぎて、真意を見落とす。

得てして、そういう輩が「物知り面」をしているんです。


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