南浦和駅東口~二十三夜~円正寺~北園住宅~明花~浦和駅東口線が南浦和東口~柳崎循環の短縮系統、戸田営業所持ちになり、久しい。旧道を通らず、新道を一気に駆け抜け、牛田橋を経て柳崎地区のど真ん中に入り、旧道を戻るコースです。
最近、LV車のオートマチック車が入り、マニュアル車の後期型さえ、次第に影が薄れて来た中、何と、やって来た車輌が、初期型で生きていたのね、嬉しい、と叫んでしまいました。調べてみれば、戸田で生き残っているのは3両のみ。貴重な存在になりました。最近、乗車したのは、さいたま東営業所に都内から転属したツーステップ車でした。いつの間にかなくなりました。久々にキュービック譲りのエンジンに耳を傾け、いいサウンドに涙が出てきました。
柳崎循環のバスは、柳崎中央を出ると昔通り伊刈地区に入り、右折、西伊刈、川口北郵便局付近を経て、円正寺に戻ります。円正寺の折り返し場はアスファルト舗装され、廃止されていました。再び二十三夜に入り、南浦和駅へ短絡する取り付け道を戻り、武蔵野線を右手に見ると、東台の停留所になります。ここで、車椅子のお客様が見えて、中扉下のスロープを取り扱い、座席を畳み車椅子スペースに運転手さんがてきぱきと案内、発車となりました。柳崎中央から南浦和駅東口まで約15分ほどの乗車でしたが、タイムスリップしたかの旅を楽しみました。この車輌が見れるのもあと僅かと思われます。僚機は廃車や地方会社に転属しています。最後を暖かく見守り、乗りに行きたいと思いました。