8月初旬の天狗岳登山で親指にヒビが入ってギブスを嵌めてから1ヶ月後の9月7日にギブスが取れました。結果、登山が可能となり、9月12日に山梨県北杜市にある百名瀑の北精進ヶ滝を訪れた後、茅ヶ岳(かやがたけ)に登ってきました。茅ヶ岳(1704m)は往復5時間10分程の一般向けの山ですが、山頂は360度のパノラマ遠望が可能で、両神山を含む秩父連邦、八ヶ岳連邦、南アルプスを見渡すことができます。しかし、私が山頂に到達した時は、残念ながら南アルプスの山々が僅か雲海の上に見える程度で、両神山は山頂を隠しており、八ヶ岳は全く見えませんでした。それでも、茅ヶ岳から50分程で行ける隣接の金ヶ岳(1764m)はすっきりと見えていました。作品はその金ヶ岳です。
なお、茅ヶ岳は下山途中で急逝した日本百名山の作者である深田久弥の終焉の山で、登山口には深田久弥記念公園があり、頂上から10分程の終焉の地点には小さな記念碑が建っています。