ピーパン(木の実による絵写真)

木の実を使って描いた絵およびその写真です。

(639) 精進ヶ滝

2015年10月13日 | 木の実


精進ヶ滝(北精進ヶ滝)は南アルプスの鳳凰三山地蔵岳に源を有する石空川(いしうとろがわ)の成す東日本最大の落差121mを誇る日本百名瀑の一つで、標高約1400m付近にあります。韮崎より国道20号線を諏訪方面に向かって牧原交差点を左折して滝の入り口にある駐車場に向かいます。夏季の滝はあまり人気がないようで、車にすれ違うことなく細い道を走行して駐車場に到着し、その後、誰もいない道を登って40分ほどで観瀑地点に到達しました。作品はその観瀑地点からの眺めです。


(638) 茅ヶ岳から見た金ヶ岳

2015年10月11日 | 木の実


 8月初旬の天狗岳登山で親指にヒビが入ってギブスを嵌めてから1ヶ月後の9月7日にギブスが取れました。結果、登山が可能となり、9月12日に山梨県北杜市にある百名瀑の北精進ヶ滝を訪れた後、茅ヶ岳(かやがたけ)に登ってきました。茅ヶ岳(1704m)は往復5時間10分程の一般向けの山ですが、山頂は360度のパノラマ遠望が可能で、両神山を含む秩父連邦、八ヶ岳連邦、南アルプスを見渡すことができます。しかし、私が山頂に到達した時は、残念ながら南アルプスの山々が僅か雲海の上に見える程度で、両神山は山頂を隠しており、八ヶ岳は全く見えませんでした。それでも、茅ヶ岳から50分程で行ける隣接の金ヶ岳(1764m)はすっきりと見えていました。作品はその金ヶ岳です。
なお、茅ヶ岳は下山途中で急逝した日本百名山の作者である深田久弥の終焉の山で、登山口には深田久弥記念公園があり、頂上から10分程の終焉の地点には小さな記念碑が建っています。


(637) 名前不明

2015年10月09日 | 木の実


10月21日に鳳凰三山の一つである地蔵岳の登山道(ドンドコ登山道)の途中にある4つの滝(五色の滝、白糸の滝、鳳凰の滝、南精進ヶ滝)を見てきました。一番上の五色の滝まで登山口の青木鉱泉から4時間を要します。「五色の滝」近くの岩場を登っている時に目先に見えたのが作品の植物で、名前は分りませんが、黒い実を珊瑚状の枝先に付けています。

(636) 滝壺近くからの善五郎の滝

2015年10月05日 | 木の実

 乗鞍三滝の一つである「善五郎の滝」を滝壺近くから見た眺めです。作品には見えていませんが滝壺間際まで行ける吊り橋があり、橋の上で、あるいは橋の近辺で大学の美術サークルの面々が夏休みを利用して善五郎の滝を描いていました。羨ましい限りです。
 善五郎の滝は幅10m、落差30mです。滝の名前は、昔、善五郎という樵が釣りをしている時に大魚に引っ張られて滝壺に引きこまれて命からがら逃げてきて山里の住人にその話をしたのが由来だそうです。