「コンサート中止後ファンとカラオケ...それが私の初の米国公演でしたね」
「ずっと以前にニューヨークで公演をしたりしました。 カラオケでして、それ以外の、ハハ~」
歌手シンスンフン(43、写真)は25日、27日、米国ニュージャージーパフォーミングアートセンターやロサンゼルスのノキアシアター公演を控えて胸をわくわくさせた表情だった。 15年前、ニューヨークのカーネギーホールでの公演が取りやめになった後初めて持つアメリカの公演だ。
出国前の19日、記者と会った彼は、1996年の公演代理店が貸館料を出さなくてカーネギーホールの公演がキャンセルされた物語を聞かせてくれた。 数ヶ月間アルバイトをして飛行機のチケットを買ったカナダの女子高生、バージニア州から車を運転し、何時間も走ってきたファン...。 当時、会場を訪れた数百人の'有難い'ファンを総て抱いた後に戻るしかなかったというのだ。
「ぼんやりとマンハッタンの街を歩いていて急に『私の公演を見に来て徒労に終わった人々がここのどこかでご飯を食べているだろう』と思いました。 だから韓国人食堂をくまなく捜しました」
そんなに集まった10人余りのファンと一緒にあてもなく彷徨い捜した『カーネギーカラオケ』、 そこでファンのリクエスト曲を歌ったのがシンスンフンの初のニューヨーク公演だった。
「15年前、私とカラオケに一緒にいた友人たちが今回のアメリカ公演にぜひ来て欲しいですね。 今度は完璧に準備したんですよ」
彼は昨年からデビュー20周年記念『THEシンスンフンSHOW_My Way』全国ツアーコンサートを開いているが、ここで『啓発歌手』というニックネームを得た。
「お母さんが子供に『あの歌手は、お母さんが好きだった...』と紹介しながら一緒に会場を探すのですよ。「今年6月、ソウル世宗文化会館で持つ20周年の仕上げの公演は、『啓発歌手』には45人編成のオーケストラとバンドが共演する、楽しみながらも居心地のよい舞台を作ると約束した。
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