瓦礫の島の「穴埋立地」

模型の製作日記や映像の私的感想を掲載しています。ネタバレもありますので未見の作品は注意して御読み下さい。

過去作「トライアンフ3HW 」

2017年03月29日 | 模型
過去作を振り返る企画は5年前の2012年。
この頃から、ワンフェスにジロー模型さんと一緒に
ディーラーとして参加し始めた年です。

この作品で、タミヤ主催イタレリ模型コンテストで
写真部門グランプリを貰いました。
この作品を作った事によりスケール模型を
極めたいと思っていた葛藤は消えて模型作りは一区切りになりました。
震災後だった気分は前向きに趣味に戻した時期でもあります。
しかし、受賞後は目標が立たずに
模型を止めて陶芸の世界に戻ろうか?
カスタムバイク制作に戻ろうか?と悩んでいる時に
ジロー模型に参加してみないかと誘われた時期でもありました。
ここで、趣味のターニングポイントだった気がします。

過去を振り返る企画は好評なので
4月も続いてブログ掲載していきます。



Triumph
軍用トライアンフ/トライアンフ3HW
WW2戦勝記念レストア仕様
イタレリ
1/9

「トライアンフは英語で勝利の意も持つ」






イギリス軍が第2次世界大戦で使用した軍用オートバイ。
民間用のタイガー80をベースに軍用の改造を施した。





トライアンフは、現存する最古のオートバイ製造販売会社のひとつで、
イギリスを拠点とするオートバイ製造販売会社、及びそのブランドである。





オートバイ専門社として「トライアンフ・エンジニアリング」が設立。
1930年代に単気筒のタイガー系列から販売を開始した。




1939年に第二次世界大戦が勃発。
軍用車の生産に追われるようになるが、
工場のあるコヴェントリー地方はドイツ軍の空襲を受け、
トライアンフの工場も爆撃を受けて壊滅する。




しかし、英国政府の援助により近隣のウォリックに設けられた
仮工場で生産が再開され、
一方で1942年には新たな生産拠点としてメリデンに新工場が建設された。



トライアンフが第二次大戦中に生産した軍用車は、
最終的に約5万台にもなったという。

参考文献
永山育生 編『ワールドMCガイド14 トライアンフ』




トラと言ったら一般にはボンネビルなんですが~
私的にはタンコロマニア(単気筒バイクファン)なので
タイガー80のスクランブラーも捨てがたいです。
しかも、この軍用は350という排気量も魅力的な単車ですね~。



コンテスト用に
一度分解してウェザリング。
それと同時に、製作していて再現するのが
漏れてしまった細かいパーツ(ボルト等)を今一度製作しました。
で、分解したパーツを今度は接着して仕上げると同時に
追加のオリジナルパーツ作製。

タンクの上に乗っているキャリアは
「マップ・キャリア」で、いわゆる地図を挟んで走る為の物。

軍用車には時々、現地改造と言うモノがありますが
このマップ・キャリアも「伝令部隊」や「偵察部隊」が
自分用の単車に溶接して付けてありました。




後、フロントフェンダーに付いた
「風切り板」。
前からコレは付けたかったのですが
トライアンフの純正パーツの資料が見つからなかった。
で、途方に暮れそうになった時に
古本屋で見つけたモッズ( Modernism or sometimes Modism)本に掲載された
ランブレッタに付いていたトラ用がピッタンコのイメージでしたので
それを参考に製作しました(^-^/





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