新年の抱負。模型制作について。

新年の模型制作の抱負というか
思った事を書き留めておきます。
私はメーカーキットやフィギュアの改造をよくやります。
と言うか、いじらない模型の方が少ないし、
イジってないモノは完成させた事はありません。
これは、子供の頃から変わらないようです。
自己主張が強いのかもしれません。
ところで、以前こういう原型師とのトラブル事がありました。
ガレージキットに関しては購入時に
相手の原型モデラーとＳＮＳへの掲載許可を必ず承諾を聴きます。
随分昔に、こうやって細かい改修改造して
綺麗に制作完成したので
今度、ＳＮＳに掲載しますと、
そのフィギュアを作った原型師に完成報告の連絡したら
凄く嫌味を言われた事がありました。
私の連絡方法や行き違いもあったのかもしれませんが
つまり、「自分の原型作品の雰囲気をブチ壊した！」という返事です。
たしかに、そういう作家の作品として購入したのであれば
いじらないで、そのまま完成させるのが模範でしょう。
しかし、それならば「原型師が造った完成品を売るべき」と私は思います。
そう、つまり陶芸作品の様に一品モノを売るのです。
キットとして売っているなら、その作業制作は
購入者の技量や感性によって変わっていきます。
上手い人もいれば、そうでない人もいるし、
模型は買った時点で組み立てる夢は広がります。
つまり、模型は完成させる夢を買うのです。
ましてや、キットの完成品の著作権利も作った本人にも発生します。
この話は、いつもフィギィアを制作していると
フ・・・と思いだされます。
そのモデラーさんは、もう活動していないようですが
凄く良いキットを制作されていたので残念です。
自分の作ったものにプライドを持つのも
過大になると足元をすくわれると言う事ですので
私は何時も肝に銘じています。

本年も私的模型道の座右の銘
「模型制作は、上も見ず横も見ず、ましてや下は見ない」というのを
もっとうにしています。
自分より技術がある人は星の数程あります。
自分と同等の技術を持つ人も星の数ほどいます。
自分より劣る技術の人も星の数ほどいます。
そんな中で見なければいけないのは、
過去の自分であり、現在の自分の技術です。
模型を完成させて満足したと言うのは言いわけです。
満足できないからこそ次を作る意欲になると思います。
今年も、そんな感じでチマチマとスタートします。


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