禅と薔薇

高島市 曹洞宗 保寿院 禅の話と寺族の薔薇のブログ

ざぜん

2015年01月24日 | 小さな法話
「ざぜん」を漢字で書くと、「坐禅」あるいは「座禅」と書きます。

すわる場合は、「坐禅」と書きます。

「坐」とは動詞で、行動です。
「禅」の「しめすへん」は神の居場所を指す言葉で、「ひとえ」は裏地のない着物をいいます。
土の上にふたりの人がおり、自然の中の大地に、主観的な自分と客観的な自分が一体となって坐っているのです。

自分は、自然の中に受け入れられるのです。
すべてが受け入れられるのです。
受け入れられることが「空」です。