禅と薔薇

高島市 曹洞宗 保寿院 禅の話と寺族の薔薇のブログ

子規

2014年11月04日 | 小さな法話
人生には、悲しい別れに出会うことがあります。
できれば巡り合いたくないけれど、どうしても避けられないことです。

過ごす日々が長ければ、悲しい別れに出会うことも多くなります。
時の流れとともに、たくさんの人の思い出を持って生きていくのが、人生です。

正岡子規の「病牀六尺」にこんな言葉があります。

余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解して居た。悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた。



気温が下がるとともに、薔薇の花が、少なくなってきました。
だんだん冬支度の準備でしょうか?

そして、花を切り落として、次の開花に備えます。


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