酒&ギャラリーいわもと

熊本県八代市にて、酒&陶器と絣(かすり)を取り扱っております。

きき酒の方法

2013-02-16 14:03:46 | お店案内
 1.心身ともに集中した状態できき酒をおこなう。
 2.頭の中に、酒質に関する尺度を作る(甘い、辛い、濃い、淡い等)。
   その1
        清酒
 (1)きき酒の容器
    白磁製で底に青い蛇の目模様の入った、容器180ml程度の「きき猪口」(ききちょ    こ)を使うのが一般的です。この容器に7~8分目の清酒を入れてきき酒します。
   蛇の目模様は、お酒の色調や透明度の具合をみるためのものです。
 (2)清酒の温度
    15~20度が適当です。
 (3)手順
    ①目で良く観察し、色調、透明度、浮遊物の有無についてチェックします。
    ②きき猪口を鼻に近づけ、軽く回して香りの特徴や強さをめます(上立ち香)
    ③5ml程度を口に含み、すするようにして清酒を舌の上に広げ味をみます。同時に
    口から鼻に抜ける香りもチェックします(含み香)。
      清酒を口に含む量は常に一定し、口中にとめておく時間は
     2~5秒くらいが適当です。
  ④清酒を吐き出し、後味をチェックします。
  ⑤総合評価の点数、酒質の特徴、長所、短所等を記録します。
 
 区分・色沢・評価・用語
       悪い 1.色濃い
          2.濁り
    
    香り 良い 1.新酒香
             2.吟醸香
             3.熟成香
             4.樽香
             5.調和
       悪い 1.老香
             2.生老香
             3.アセトアルデヒド臭
             4.ジアセチル臭
             5.炭臭
             6.ろ過臭
             7.酢エチ臭
             8.カビ臭
             9.酸臭

    味  良い 1.淡麗
             2.なめらか
             3.切れが良い
             4.旨みがある
             5.濃醇
       悪い 1.うすい
             2.雑味
             3.渋味
             4.苦味
             5.酸うく
             6.甘うく

最新の画像もっと見る