パラオではじめて見たオウムガイ。
(↑3月31日の日記も見てね☆)
水深200~500mという深海に住んでいるのだから、
そう簡単に見られるものじゃなくて、特別な仕掛けが必要なのデス。
某ショップさん依頼でリクエストが入った前日。
島でヮ、パパさんとパラオ人スタッフが、
”あ~でない、こ~でない”と、言いながら、
大きなゲージに、準備をはじめていました。
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オウムガイの研究のキャリアを持つパパさんの指導のもと、
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ゲージに、オウムガイが入れるくらいの穴が作られました。
もちろん、1度入ったら出られなくなるような工夫が必要なのです。
そして、そのゲージを水深100m以深に沈めるのです。
長い長いロープが必要だし、設置する場所もどこでもイイわけじゃないし、
そして、流されないようにブイにも固定しなくちゃいけないし、
なヵなヵ大変な作業なのですっ。
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設置作業も大変なのだけど、実は、回収作業もとっても大変だったりするの。
ボート2艇を使って、深海からゲージを上げる作業。
1つのボートの船首にゲージとつながっているロープをかけて、
もう1つのボートで引き上げるの。でもね、
長いロープだから、途中にロープろロープのつなぎ目が、
いくつもあって、一気には引き上げられなくて、
なんども中断するの。(写真に写ってる結び目見えるかな?)
その時ちゃんとゲージを支えていないと、せっかく上げてきたのに、
スト~ンって落ちちゃうの。
引き上げ作業もかなり難航していました。
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こんなスタッフの舞台裏がある『オウムガイダイビング』でしたっ。
まだまだ長くなっちゃいそうなので、今日はこのへんでっ。またね。
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