百花繚乱な世界

私の趣味 学童野球(審判)、鉄道、鉄道模型、路線バス、バスの模型、日本史、世界史、地図や地形 その他いろんな大好きなこと

東北新幹線青森へ

2010年12月05日 10時11分59秒 | その他雑記
いよいよ東北新幹線新青森へ

その昔
百科事典なんかには
夢のような計画って思ってましたけど
本州四国の架橋と
新幹線の計画

ついに新幹線は青森へ
来年には九州新幹線も全通

そしてその後は
北陸新幹線が2014年
函館への延伸が2015年
と目前に迫ってきました。

初めて乗った新幹線が
大阪万博に行くために乗った新横浜⇔新大阪間
あっという間に新幹線網が広がっていきました。
便利になると云うことでいいんでしょうね。

でもちょっと心配ごとが

東北新幹線新青森開業の陰で
並行している在来線が分離されて
青い森鉄道に移管されました。
延長122km

沿線は過疎化が進んで、利用者が増える見込みはありません。

当面は複線電化のまま
日本の大動脈ですからJR貨物のコンテナ列車が通ります。
今後も施設維持等に多額の費用が必要になります。
青森県も周辺市町村も負担していくことになります。
財政的な裏付けがない(と言ったら言いすぎかもしれません)状態が続きます。

九州新幹線の来年の開通時には
分離される区間は無いんですが
北陸新幹線開通時には
北陸本線の一部が分離される予定です。
その区間は別会社へ移管

果たして
これで本当に便利になったと言えるんでしょうかね

先日
仙台から盛岡へ行く在来線の時刻表を見ていました。
都市間移動に一定の旅客数があるんですが、
すべて新幹線移動がベースになっているため
在来線は
一ノ関 小牛田で列車が途切れていて
私のスケジュールに丁度いい時間に
朝出ても昼過ぎまで盛岡に到着できません。

新幹線で早く着くことができることは
いいことだと思うですけど

(ちなみに都市間高速バスならその間に1時間1本の選択肢があります。)

しかも新幹線のストロー効果によって
地方から東京へって流れになりません?
むしろ地方の活力って低下しませんか?
(観光客がどっと来てくれればいいですけど)

新幹線の開業を
喜んでばかりもいられないような・・・・

地方の公共交通のあり方
地方の足の確保が
ますます難しくなってきました。

車に乗れる世代が真剣に考えないと
立ちゆかない時代が来るかもしれません。

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