古い時刻表

会社の同僚の倉敷在住のＫ君
大学も学部学科同じで1級下

彼の実家は、昔から倉敷
そのお家に、彼のお爺さんが残していたと思われる時刻表がありました。

Ｋ君も郵ちゃん
といっても知らない人がほとんどだと思いますが、
郵ちゃんとは

全国津々浦々にある郵便局。
簡易郵便局までいれると約24000局
これを廻って100円貯金を行って
通帳に郵便局名を入れてもらうという
途方もなく気の遠い趣味
彼と一緒の時は私も付き合っています。

彼の持ってきたのが



太平洋戦争真っただ中の昭和18年10月の岡山の列車時刻表

裏面は

中国銀行さんの貯蓄の奨励の宣伝

昭和18年といえば
欧州戦線では　独ソ戦の転換点　城塞作戦が発令しソビエト軍が攻勢に転じ
太平洋では　山本元帥が戦死し米軍が反攻に転じた年


列車の連絡は、満州のハルピンから掲載されています。


びっくりしたのは私営バスも乗っています。
岡山林野　
岡山日生
宇野バスさんの時刻も掲載されています。

今は無くなっている地方鉄道
赤穂鉄道、片上鉄道、西大寺鉄道、下津井鉄道、鞆鉄道、尾道鉄道
の時刻も載っています。


津山線も吉備線も国有前
まだ中国鉄道でした。

結構なものを見せていただきました。