グルメとペットの絵のブログ

フランスの思い出(続)

フランスで街歩きする楽しみの一つがカフェである。単に飲食するだけではなく、そこに座って景色や通行人を眺めるというフランス独特のカフェ文化を楽しむためである。一つには日本などと違って景観が美しいため、座っているだけでもくつろげるのだ。ただ座ってぼーっとしているだけでも様になるのがフランスのカフェなのである。

パリ6区には有名なカフェがいくつもある。その一つがこのカフェ・レ・ドゥーマゴだ。

東京渋谷の東急文化村にも姉妹店があるが、比べ物にはならない。何と言ってもパリのドゥーマゴはサンジェルマン大通りにあり、サンジェルマンデプレ教会に面しており、最もパリらしい雰囲気を味わえる場所の一つである。午後は観光客が多いので、私は朝早い時間にしか行かないことにしている。

カフェオーレ(あちらではカフェクレーム)を注文するとコーヒーとミルクが別々に出てくる。

こちらはエスプレッソ。おススメはこのサンジェルマンデプレ教会に面したテラス席だ。

ドゥーマゴは余りにも観光客が多いので、同じ6区でも少し路地に入って、ビュッシ通りへ行くと日本人観光客は少なくなり、よりパリらしい雰囲気を味わえる。私が最も好きな通りでもある。

カフェ・ド・パリ(神戸北野にあるカフェ・ド・パリとは無関係)はドゥーマゴに比べれば値段も安いし、よりパリらしいおススメの店である。しかもこのビュッシ通り、品があり、こじゃれていて快適なのだ。

そのカフェ・ド・パリの向かいにはATLASというカフェがあり、オーナーは同じだそうだ。

カフェとはいえ、夜は食事がメインで、特に牡蠣や貝類を中心とした海鮮の盛り合わせは豪快だ。

ここで飲んだホットチョコレートは濃厚で、有名なカフェ・ド・フロールのそれより美味しかった。

サンジェルマン大通りにあるカフェ・ダントン。地下鉄オデオン駅の真上だ。ここは朝7時から営業しているので、私のような朝型の人間にはありがたい限りだ。

しかも角の席に座るとこの景色。コーヒー一杯2,7ユーロで、ドゥーマゴの半額とまでは行かないが、それに近い。

こちらはカフェ・ド・ビュッシ。

ここは余り行かないし、どうもたばこの煙で煙たかった覚えがあるので、おススメはしないが、こんなところでさえしゃれに感じるものだ。

以上のカフェの位置を地図で確認するとこのようになる。全て同じパリ6区であり、是非カフェのはしごをおススメしたい。

これらすべてのカフェで衛生パスポートなるものを提示しなくてはならないのかどうかわからない。馴染みで見せなくても入れる店も中にはあるようだ。

そろそろ衛生パスポート(仏語でPasseport sanitaireパスポール・サニテール)を止めて衛星パスポート(仏語でPasseport satelliteパスポール・サテリート)にしようじゃないか、マクロン君!

来年は大統領選だが、ワクチン接種者しか投票できないようにする、などという話を聞いたが、本気かね?フランスもミッテランやシラク時代の方が遥かに良かったのではないか。彼らも現役の頃はそれなりに問題は山積みだったことだろうが、どうもシラク以降のフランスはサルコジやオランドなど小物ばかりが出て、フランスという国自体の威厳が薄れ、今に至っては最悪の状態だ。昔のフランス映画に見るような、古き良き時代はもう戻っては来ないのだろうか。まあ日本も同じか。

以前、ポールニューマン主演の“世界崩壊の序曲”という映画があった。映画自体は不評で散々だったらしく、私も見たものの、全く内容を覚えていない。今まさに映画ではなく、世界崩壊の序曲が現実となりつつある。今世界の人々がコロナの嘘に気づき、一斉に声を上げない限り、崩壊へと向かうのであろう。


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