今日は少しパリでおススメの食事処をご紹介しよう。パリへ行ってフランスらしい食事がしたくても、なかなかどこへ入れば良いのかわからないものである。私も一人でいきなり行けば、いくら言葉ができても途方に暮れることだろう。こうしてご紹介できるのは、今まで現地の友人や知人にいろいろな店へ連れて行ってもらったからに他ならない。しかしそれら友人達のほとんどが本気でコロナを信じてしまっているのは残念である。
パリ5区にあるスフレ料理が自慢のレカミエ。サンジェルマンから歩いてすぐの高級住宅街の一角にある。
ここはお値段もまずまず手頃だし、フランスのプチブルジョワ気分を味わえるのでイチオシである。料理も美味しい。スフレ料理が名物だが、メインもデザートもスフレでは面白くないので、スフレはデザートに取っておこう。
スフレにはいろいろな種類があって、これはチョコレートをかけて食べるスフレ。この大きさは圧巻!
6区の路地にその名もGenmaiという自然食レストランがある。店頭でパンやサプリ、無添加の菓子などを販売していて、奥にイートインコーナーがある。
味噌汁や玄米を頂ける。ランチのみ営業。フランスでの脂っこい料理に飽きたら、ここへ来ると体調を整えられるだろう。結構現地の人に人気で、昼間に行くと混んでいることが多い。お値段も12ユーロ前後。
余談だが、一度ここで友人とランチしていると、隣にマダムが2一人座って来て、一人はわんちゃんを抱っこしていた。本当は飲食店内ではペットはダメなはずだが、そのあたりは良い意味でいい加減なのだ。
即興でわんちゃんの絵を描いてあげたら、えらく喜ばれ、後日お茶に招待してもらった。
パリに来たら一度は行きたいのが、ムール貝のレオン・ド・ブリュッセルだ。チェーン店でパリに数か所あるが、ここ6区の店舗は特に品が良い。
あちらで言うファーストフードの一種なのだが、この量のムール貝を1500円程度で満喫できるのだから大満足だ。
日本ではなじみの薄いレバノン料理。パリにはたくさんあり、中でもNouraはレバノン人も多く通う店。これもいくつか店舗があり、ここはオペラ座の近くにある。
レモンを効かせた料理が多いのが特徴。おススメはチキンやエビのグリルだ。
デザートがまだ絶品で、このココナッツ味のプリンは特に美味しい。基本的にはセットメニューで、夜でも2000円前後で頂ける。
Equateur(赤道とかエクアドルの意味)という名のアフリカ料理店が11区にある。夜8時からしか営業していないディープな店で、とにかく豪快なボリュームの料理だ。写真はスズキの丸焼き。あっさりとした塩焼きで、日本の焼き魚感覚で頂けるのが嬉しい。
アフリカ料理などは滅多に日本では食べられないので、フランスへ行く機会があれば利用してみたいところだ。
パリにはギリシャ料理店が多い。特にサンミシェル界隈にはギリシャ料理店がひしめく通りまである。安くて美味しく、脂っこくないので日本人には向いている。海鮮やライスを安く食べられるので、私も昔パリへ行った時、何度も利用したものだ。しかし6区のグレゴワール・ドゥ・トゥール通りにあるこの店は特に美味しい。
前菜でお腹いっぱいにならないよう注意。
これはメインのタイの丸焼き。
デザートはヨーグルトのはちみつがけ。これで18ユーロ(約2000円)は安い!
場所も便利で店の雰囲気も良いので、3度ぐらい行ったかな。
どうもフランス料理というよりも、各国料理の紹介になってしまったが、日本では食べる機会のない国々の料理を格安で食べられるので、利用しない手はない。
他にもアルジェリアやモロッコ料理も多く、クスクスを出す店が多い。そのクスクスもバリエーションに富むので厭きない。下の写真はうずらのクスクス。
下の写真はあるフランス料理店のランチのデザートに出て来たアイスクリームだが、こうして見た目を楽しむのは何も日本料理に限ったことではない。どこの国の料理でも、まずは目で見て楽しめるものなのだ。
フランスの飲食店では衛生パスポートの提示が求められているが、馴染の店であれば、こっそり入れることもあるようだ。それはそうだろう、何年も何十年も通っている人達に、今更パスの提示も何もあるまい。私が店主だったら絶対に求めない。フランスの人達はいつまでこのような非人道的なことを我慢するつもりでいるのだろう?コロナなど実は存在しないといい加減気づかないのだろうか?気づいても何もしない日本人と違い、フランスは大変な騒ぎになることだろう。それを避けるため、マクロン政権はありとあらゆる策を用いて気づかせないようにする考えだ。