久々に“コロナ”をひいてしまった。今はもう風邪とは言わず、コロナというらしいので敢えてこのように言うのだが、つまりは風邪だ。約3年半ぶりに発熱して昨日は一日寝ていた。この3年半の間、何日か“コロナ”気味だった日はあったが、すぐに回復していた。本格的なのは久々だ。熱は測らないので何度あったのかわからないが、まあ経験上37,8~38度程度であろう。
今回も地竜を煎じて飲み、一晩で熱を下げた。地竜とはミミズを乾燥させたもので、特定の漢方薬店へ行けば売っている。美味しくはないが、別に苦くはなく飲めないことはない。いかなる解熱剤よりも安全で確実である。
普通の人ならここで医者行くのであろうが、私は熱も測らないし、間違っても医者へなど行かない。しかし勘違いしてはいけない。医者へ行かないのは、医者嫌いだとか、健康に自信がある、などという非科学的な理由からではない。意味がないこと、かえって有害であることを知っているからだ。
それに今こういう状態で医者へ行けば、インチキPCR検査を受けさせられ、コロナ認定されて医者に儲けさせてやることになるだけだ。
かつて22歳ぐらいまでは頻繁に風邪をひいて、頻繁に医者へ行って、頻繁に注射を打って薬を飲んでいた。しかしそれが危険であることを本能的に感じ、以来一切止めた。この40年間で医者へ行ったのは3回ぐらいしかなく、それも周囲がうるさいので、やむなく検査に行ったのみだ(歯医者は除く)。
まずは病気のメカニズムを知らなければいけない。病気というのは他人からうつされるものではない。自分の身体が疲れた時、元の状態に戻るために出す反応を“病気”と呼んでいるのだ。風邪、いや“コロナ”も同様。発熱は身体が元に戻るための過程であり、ここに投薬するなど危険極まりないことなのである。残念ながら人類のほとんどはこのメカニズムを知らず、何かあるとすぐに医者へ行くという習慣が身についてしまっている。
身体の異変は、ほとんどの場合放っておけば元に戻る。場合によっては多少時間がかかるかも知れないが、その原則を忘れないことだ。早く治したい時は、食生活を見直して玄米採食を実践し、食品添加物を取らないことだ。まずは医者へ行くという習慣を見直した方が良い。
キリギリスがまだオスとメスが一匹ずつ生き残っている。自然界にはもういないし、そろそろ限界だとは思うが、オスはまだ鳴き続けている。
体調を崩した時は、安静にして虫の声に癒されるのが一番だ。