今年も描いたで年賀状!
毎年全て手描きで300枚ぐらいは描くので、夏ごろから描き始めないと間に合わないのだが、先週全て投函!下の写真は今年描いた年賀状のごく一部である。
国内へ出す分と海外(といってもスイスへ出す一枚以外は全てフランス)へ出す分。
これ以外にまだ手渡しの分が50枚ぐらいはあるかな。十二支の中でも虎は描くのが難しい。犬やネズミならいろいろと種類があるので描いていても飽きないが、虎は虎しかないので正直厭きて来る。まあそれでも羊や牛よりは描きごたえがある。今年のモデルはこんな感じだ。今までとは違い、ホワイトタイガーを取り入れた。色を塗る手間が少し省けるという理由もないではないが、こっちの方が何となく受けが良さそうな気がしたからだ。
ちなみにこれは12年前の時の年賀状だ。
虎の絵の変化を見てみると、こんな風になる。上が1986年、下が1998年と2010年。
一枚一枚全て同じように描くわけではない。というより、出来上がったものを比べるとどうしても優れたものとそうでないものができてしまう。と言っても受け取る人は一枚しか見ないわけだから、比べようもないのだ。
他の年を見てみよう。これは昨年の丑。
これは2011(撮影は2010年12月)のうさぎ。モデルは基本うちにいたうさぎ。
こちらは2015年(撮影は2014年12月)の羊。
そして蛇。色のついた紙を使ったのは、特に白蛇を目立たせるためであった。
これは辰年。竜は架空の生き物なので、極端に言えば何でも良いわけだ。なのでキングギドラをモデルに何枚か描いてみたが、これは時間がかかるので、限定品にして、他は“普通”の竜にした。
色鉛筆もこんなになるまで使う。ここまで使えば鉛筆達も満足してくれるかな(笑)。
年賀状は昔から手描きで描いており、今更止められないのだ。何度か止めようと思ったこともあったが、フレームに入れているとか、待ち受けにしているとか、言われるとついつい止められず今に至っている次第である。