和洋折衷とは、まさにこの庭園のこと。
鹿鳴館を手がけた英国人建築家が設計した洋館と洋風庭園を散策した後に待っているのは、なんと日本庭園。
薔薇の花は季節を過ぎてしまったため見れなかったけれど、手入れされた庭園には薔薇の木が約180株あり、その全てに小さな看板がついていた。
そこには、それぞれの薔薇の名前と国名などが印されている。
その中には・・・
ラブ、ピース、といった名前がついているもの、
皇后陛下、ダイアナ妃、そしてイングリット・バーグマンやマリア・カラスの名前を冠した薔薇の花もあり、来年の開花時期が楽しみになったのは言うまでもない。
薔薇の洋風庭園から石段を下りると、そこは日本庭園。
渓谷から見える池の名前は、心字池。
「心」の草書体を形取っているのだそう。
紅葉の色が美しい。
足元には、黄金の絨毯のような落ち葉。
ベンチに座って休憩しながら、池の中に映る紅葉を堪能。
水面には、落ち葉が浮いていて吸い込まれそう。。。
平日のお昼過ぎ。
混雑を気にせず、のんびり庭園散策できました。
季節を過ぎていたため、薔薇を鑑賞することはできませんでしたが、それでも十分楽しく過ごせる空間がそこにありました。