対馬が心配
http://ameblo.jp/itahanatakako/entry-11502804652.html
いたはなたかこ 氏 ブログ転載
2013-04-01 対馬が心配
昨年夏、一泊二日で対馬を訪問した。
以前、ブログでもレポートしたが、本当に素晴らしいところである。
まず、自然。
海、山、島々。太古の姿をとどめた日本の原風景をみることができる。
そして、歴史の深さ。
古事記の時代、神功皇后の朝鮮出兵から、元寇、日露戦争の舞台としての、
地理的な役割。
いつも、日本を防波堤、または空母艦のように守ってくれたのだ。
その対馬が今、また、話題となっている。
3月22日、韓国のソウル近郊の京畿道の政府市議会が、
「対馬は韓国領、即時返還」の決議文を出したというのだ。
この決議に対して、対馬の財部市長は
しつかりと反論している。
以下要約、
魏志倭人伝に明らかにあるように、対馬は日本の領土であることは明らかで、
今回のことは笑止千万。
日本の国の対馬が対馬らしく存在するために、対馬市では市議会とともに、
陸、海、空自衛隊の増員を含め、現行の離島振興法とは異なる新たな
「防人新法」なる国境離島の保全策を国に働きかけている。
対馬市役所ホームページ参照
www.city.tsushima.nagasaki.jp/city/images/20130325_kankoku.pdf
しかし、一方、26日に対馬市議会は
日韓海底トンネルの推進を決議した。
市長は毅然と日本を守る抗議文を発表しておきながら、議会はトンネル推進とは
政治家は何を考えているのだろう。
日韓トンネルの推進団体はいくつかあり、ずいぶん前から動きはあると
聞くが、うさんくささはぬぐえない。
それを、議会が決議とは一体どうなっているのか?
現在、北朝鮮の有事も取りざたされているのに、日本の外交とは⁈
今年、対馬への韓国からの旅行者は15万人を越えた。
(対馬の人口は3万人。)
それは、韓国からの渡航費がかなり安いからだろう。
(韓国からは片道、3000円足らず、福岡からはANAしかなく、
だいたい片道13000円、フェリーも1万円くらい。)
防人新法として、国内からの渡航費を一律に安くしたり、
特に福岡や、長崎からは修学旅行の渡航先にしたり
大々的に、国境離島のキャンペーンを展開すべきではないか。
もっともっと、対馬を知ってもらうことが大事だと思う。
知り合いにも対馬の事を愛し、心配している人はたくさんいる。
民間で動けるなにかをみつけなければと思う。
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