「脱・原発」は、日本を衰退させ、戦争の危険を高める。。

「脱・原発」は、日本を衰退させ、戦争の危険を高める。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

http://blogs.yahoo.co.jp/tosimitu1962/14165175.html

江頭 俊満 氏　ブログ転載

2013/4/2(火)

 どのマスコミも、熱中症で亡くなった人の人数を取り上げなかったため、
多くの人は知らないかもしれないが、多いときには一日千人以上が病院に
運び込まれていたし、一日に十人近くが亡くなっている日も、かなり
あったようである。
 
これだけの被害が、もし、放射線漏れによって発生したならば、大変な問題
になるはずである。
「放射線漏れで、一日に千人以上が救急車で病院に運ばれ、十人が亡くなった」
などとなったら、それだけで、内閣は吹き飛んでしまうはすである。
 
また、今回の事故では、大勢の人が被曝して、亡くなったわけではない。

「放射能だ」「セシウムだ」などと言っているが、結局、被曝量といっても、
ＣＴスキャンを年一回受けたぐらいの量しか受けていないので、

本当は、命に別状はない。
 
ラジウム温泉というものがある。これは放射能を含んでいる温泉だが、
「ラジウム温泉に入ると健康になる」と言われている。微量の放射線に関して
は、健康を促進する効果（ホルミシス効果）がある。　

「微量の放射線も駄目だ」と言うのであれば、

「ラジウム温泉も危険」ということになる。

 
マスコミは、正確な科学的知識に基づく判断ができていないし、報道も
していない。人間には、「悪い情報に反応し、よい情報にはあまり反応しない」
という傾向があるため、マスコミは、よいことは小さくしか報道せず、

悪いことは大きく取り上げる。

要するに、想像をたくましくして、悪いことを言えば言うほど、視聴率や
部数が伸びることになっているため、今回のような「報道被害」が
起きているわけである。
 
マスコミが熱中症について報道しないのも、そういう理由である。

彼らは、原発への恐怖を煽っているために、熱中症で大勢の人が亡く
なっても、原発を止めた政府の責任を追及せず、黙っている。

 
原子力自体は、人類が開発した最先端の技術であり、上手に使って被害が
出なければ、別に問題はない。特に、日本のように資源のない国においては、
必要不可欠なものなのであり、「半永久的にエネルギーを供給できる」
というシステムは、なかなか手に入るものではない。

 
ヨーロッパでは、ドイツなどの国々が「原発を中止する」と言っているが、
「原発大国のフランスが電力を輸出してくれているので、別に自国で
原発を動かす必要はない」という事情がＥＵのなかにあることは、
知っておかなければいけない。

 
日本が「脱・原発」を目指すならば、基本的には、「化石燃料」に頼らなければ
無理になる。そうすると、国としては、むしろ戦争の危険が非常に高まる。

つまり、「中東やアフリカから原油を運ぶタンカーが、海峡を無事に通過して、
日本まで来れるかどうか」という、「シーレーン防衛」の問題が
出てくるわけである。
 
自衛隊を、中東やアフリカまで派遣し、民間業者の石油タンカーをずっと
護衛できるのだろうか。

中国は、台湾や南シナ海等の支配を狙っているが、もし、そうなったならば、
「中国海軍」といろいろな所で遭遇し、交戦状態にならないとも限らない。

そのときには、
「交戦権のない状態で守れるのか」という問題が出てくるはずである。

 結局、“平和主義者”たちの言うとおりにすると、日本は、中国等に包囲網を
つくられ、潰される方向に持っていかれることになる。

しかも、石油や天然ガスの輸入を増やし、火力発電の割合を増やすことに
なるため、「二酸化炭素の排出を２５％削減する」という約束も反故になり、

けっこう「昔帰り」が余儀なくされるだろう。

 
「マスコミ」の商業主義に「国民」は踊らされてはならない。

 

 

.（｀・ω・´）

 

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