【海保職員「流出」】千葉県の森田知事「国家機密と
思わない」「見てよかった」 2010.11.11
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101111/crm1011111258022-n1.htm
森田健作知事 千葉県の森田健作知事は11日の記者会見で、
中国漁船衝突の流出映像について「国家機密とは思わない」
と述べた。
森田知事は、国家公務員法違反に当たるなら法に基づいて粛々
と捜査すべきだとした上で「個人的な意見だが、国家機密に
当たらないんじゃないかと思った」とした。
またインターネット上に流出させた行為については
「よくやったとは言えないが、個人的には見てよかった。
中国側がぶつかってきたことを再確認できた」と述べた。
海上保安官聴取 流出事件の本質見誤るな
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101111/crm1011110341004-n1.htm
2010.11.11 03:41
尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、
警視庁は国家公務員法(守秘義務)違反などの疑いで、神戸
海上保安部に所属する海上保安官の取り調べを始めた。
事前に接触した読売テレビは取材記者の証言として、海上保安官が
「映像はもともと国民が知るべきものであり、国民全体の倫理に
反するのであれば、甘んじて罰を受ける」などと語ったと報じた。
事実なら、海上保安官は守秘義務違反を覚悟していたことになる。
一方で皮肉にも、流出により国民の「知る権利」に応えたという
重要な側面も見落とせない。
捜査当局は、流出の動機、背景についても詳しく明らかに
すべきだ。事件を担当する弁護士は、海上保安官の言い分を
不足なく伝えてもらいたい。刑事裁判の公判では情状面を含め、
何がこの犯罪を引き起こしたのかが、明確にされなければならない。
10日の衆院予算委員会で、自民党の小泉進次郎議員は
「そもそももっと早く(ビデオを)公開していれば流出事件は
起こらなかった」と追及した。それがこの事件の本質である。
加えて小泉議員との質疑の中で、菅直人首相は、衝突は
中国側に非があったという政府側の共通認識が「流出したビデオ
で客観的になった」と、効用を一部認める発言まで行った。
四方を海に囲まれた島国、日本の海上保安官は、常に過酷な
職務を強いられている。流出した衝突ビデオが、その危険と
緊迫性を見事に物語っていた。国民も公開を求めていた映像が
なぜ「職務上知り得た秘密」に相当するのか。
刑事訴訟法は、初公判前の証拠の公開を禁じている。
那覇地検が保管する衝突ビデオが非公開の対象となったのは
このためだが、中国人船長を処分保留で釈放し帰国させた
今回の事件では、いつまで待っても初公判は開かれない。
事実上すでに衝突ビデオには証拠的価値はない。起訴猶予処分
として映像を公開するチャンスはいくらでもあったはずだ。
検察当局にも責任の一端がある。
政府には流出事件とはかかわりなく、全面的なビデオの公開
が求められている。違法な形で流出した映像は外交上の切り札
にはなり得ない。政府の意思として、一刻も早く全世界に衝突
ビデオを公開すべきである。
素早く追突ビデオ流れて誰も傷つかなかった。
反日も反中デモも無かったと思います。
機密があるのに民主主義ですか?知る権利を保障しないのなら。
間違った投票で住みにくい社会にしてしまうのを恐れます。
反日感情の恐れより、事実が機密扱いされる意味を議論すべきだと思います。
米では前の大統領が事実と違う発表で戦争を始めたのを、
ウィキリークスが機密を漏らしていたら。
自分の思い違いの政治家に投票し住みにくい社会にしてしまう愚かさが分ったと思います。