内閣解散確約はあるのか
土佐のくじらさんの日記より、転載
2012年08月07日11:30
こんにちは。
消費税国会が大詰めですね。
先日野党7党が合同で提出することで合意した、
内閣不信任決議案提出の動きに、
どうやら自民党も乗るようでありますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00001688-yom-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120807-00000083-san-pol
通常ですと、内閣不信任決議案が否決されると、
内閣が、合法的に信任されたことになり、内閣をかえって
延命させてしまいます。
しかし、今回の不信任決議案の意味合いは違います。
なぜなら、「増税に政治生命を賭ける。」と、
全国民が知ってしまった後での出来事だからです。
内閣不信任決議は、参院で多数を占める野党の連合の反対です。
参院で否決された法案は、衆議院に差し戻されますが、
その際には、議員の三分の二以上の賛成がなければ、法案可決できません。
最大野党自民党の、内閣不信任へ参入。
これがすんなりとした流れとなり、野田内閣が有効な手立てがなければ、
内閣不信任決議の可否に関わらず、消費税増税法案の可決はできなくなります。
内閣に不信任を下しておりながら、さすがに内閣案である
増税法案だけを可決することはできないからです。
ただ自民は、野田首相に抜け道を用意しております。
解散の確約をしない限り・・・という文言です。
ですから、今日明日の政治の争点は、
野田内閣が、衆議院解散の確約をするかしないか・・・
ということになりました。
菅だったら・・・(爆笑!)
菅だったら、
「するする。するから、法案通してよ。」
って、シャーシャーと言っておきながら、
「僕知らないも~ん。」
って言うに違いありませんから、
さすがにこう言う、口約束的なことはできないですが、
まぁ、谷垣自民党総裁は、首相の信義を問う・・・という、
日本的武士道の精神を、政治の世界でも期待している・・・???
まぁないか。(笑)
まぁ、解散するなら、自党のマニュフェストと逆の政策、しかも、
2大政党下での、ライバル政党の政策を使って
政治を進めるのでしたら、
その政策を掲げる前に、解散しないといけないです。
それが、民主主義政治の誠意です。
それをはなっからしていない野田某などは、
最初から誠意のない政治家なのです。
ですから、谷垣さん、どうでしょうね・・・
「解散の約束をせよ!」
と言って、もし野田氏が
「もちろん、3党合意に基づき、法案可決後解散します。」
って言ってきたら、
「だったら、法案提出前にしなければならない。」
「政治的誠意がない。」
「貴方を信じられない。やっぱり不信任だ!」
「増税法案は我々、自民党政権で行わせていただく。」
とでも言えれば、大したものです。
道理に適っています。
今ならそれができますので、自民もその口実に気づいたのでしょうか。
恐らく、民主党議員各自も、自民党にこう言われてしまえば、
今の首相はもう、何もできない立場にあることは自明ですので、
何とか、解散せずに与党を続ける手立てを今、
必死で模索しているものと思われます。
今、衆議院選挙をすれば、民主は解党的敗北をすることは必死だからです。
大敗北をするために解散する、そんな与党なんてありえませんから、
今現時点での解散は、まずあり得ません。
やるならば、今年9月に予定していた通常の、
民主党代表選挙後に行うはずです。
ともあれ、野田首相は解散確約は出せないでしょう。
皆様、消費税増税法案は、”今回は”回避されました。
そう言ってよろしいかと思います。
財務省は今後、民主自民の大連立下での増税のシナリオを
展開してくると予想いたします。
とりあえず、おめでとうございます。
そして本当に、ご苦労様でした。
(;´∇`:)
転載、させていただいた記事です。
。
土佐のくじらさんっていいかげんだね。何が「ご苦労様でした」だよww
◆増税法案あす採決を自民容認=与党、不信任協力して否決
増税法案、あす採決で合意=民・自
時事通信 8月7日(火)11時45分配信
民主、自民両党は7日午前、国会内で参院社会保障と税の一体改革特別委員会の筆頭理事が協議し、一体改革関連法案を8日に採決することで合意した。
ちょっと記事出すのが、早すぎましたかね。(^^;
ま、8日を楽しみに。
そしてその後も、一波乱ありそうですから。(^^)
だとすれば、谷垣氏は苦境に立たされますね。
野田氏が、解散するとは思えないですから。
これが採決されるまで他の国会審議はとりあえずストップです。
ナンカ、ほんとに馬鹿くさいですね。。時間の無駄で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120807-00000113-jij-pol
http://kotobukibune.at.webry.info/201208/article_8.html