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南シナ海での米・フィリピン合同演習 オバマ大統領の本気度を問う

2014年06月28日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

南シナ海での米・フィリピン合同演習

オバマ大統領の本気度を問う

   

2014.06.26 Liverty Webより

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8066 

南シナ海情勢が非常に緊迫する中、世界一の軍事大国アメリカが、中国の無法な拡大路線を、

どれだけ"本気"で止めようとしているかが問われている。

 

ロイター通信によると、フィリピンとアメリカの両国海軍が、6月26日からの約1週間、南シナ海で

合同海軍演習を行う。米軍からは、ミサイル駆逐艦を含む5隻の軍艦と、約1000人の兵士が

送り込まれ、フィリピンとの協力海上即応訓練(CARAT)に参加。スカボロー礁をパトロールする

中国公船から80海里(約150キロ)の海域での実弾演習も、その演習には含まれている

 

スカボロー礁は、フィリピンのルソン島から西に220キロの海域にある環礁で、フィリピンの

排他的経済水域内に位置している。しかし、2012年4月にフィリピン海軍が、停泊中の中国漁船8隻を

拿捕したのに対して、中国は監視船などの公船を送り、その海域の支配権をフィリピンから強奪した。

本件については、フィリピンがオランダ・ハーグの国際司法裁判所への提訴を提案しているが、

中国が頑なに拒否しているため、解決の糸口は見えない。

 

今回の合同演習について、フィリピンのロドリゲス海軍報道官は、「毎年恒例の演習であり、中国と

フィリピンの間の領有権争いとは無関係だ」と説明しているが、中国に対するけん制の目的も含まれて

いるだろう。ロイター通信も、今回の合同演習が「中国の怒りを買うことはほぼ間違いない」と指摘している。

 

中国の南シナ海での無法な動きを抑えるためには、オバマ大統領の本気度をしっかりと示す必要がある。

バマ大統領の得意な「言葉」よりも、今回の軍事演習の実施のような「行動」が、中国の動きに

大きな影響を与えるからだ。

 

過去、南シナ海で中国が拡大行動に出たのは、およそ米軍が消極的な姿勢を見せた時だ。

パラセル諸島を接収した1974年は、ベトナム戦争直後で厭戦ムードが高まっていたため、

アメリカが海外派兵に"及び腰"な時期であった。また、スプラトリー諸島を強奪した88年は、

アメリカが対ソ連戦略で中国と連携を深めようとしており、「領有権問題には介入せず」の

立場をとることになった。ミスチーフ礁に軍事施設を建設した95年は、米軍がフィリピンから

完全撤退していたため、十分な「行動」をとることはなかった。

今年4月末、オバマ米大統領のアジア歴訪の際、フィリピンとの新軍事協定が締結され、1992年に

完全撤退した米軍が再びフィリピンに戻ることになったが、フィリピンに拠点を置く米軍の規模や

活動範囲、軍事演習の実施状況をしっかりと見ておく必要がある。これからしばらくは、南シナ海での

オバマ大統領の"本気度"に各国の注目が集まりそうだ。

 

 

(HS政経塾 森國英和)

 

【関連記事】

2014年6月1日付本欄

南シナ海 日米がけん制する一方、中国はASEAN切り崩し 「力」の行使も辞さない決意を

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7937

 

2014年7月号記事

武力行使自体を悪とする思想には善悪を分かつ智慧がない - 「愛が時代を動かす」 - 大川隆法総裁 法話レポート

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7898

 

2014年7月号記事 緊張状態が続く南シナ海中国の横暴を座視するな - The Liberty Opinion 4

http://the-liberty.com/article.php?item_id

 

 

 

 

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