尖閣問題を呼び込んだ“左翼教育”
佐藤なおふみ氏。ブログ転載します
さて、9月14日の民主党代表選で、菅直人首相が小沢一郎氏に
圧倒的な差をつけ、再選されました。
これによって、7月の参院選で急落した内閣支持率は、V字回復
を果したかに見えましたが、国民の期待感とは裏腹に、菅直人首相
と仙谷由人官房長官の組み合わせは、この日本に国難パート2をと
もいえる危機をもたらしています。
なかでも、最も深刻な危機、それは、外交上の危機・国防上の
危機です。
9月7日、沖縄県尖閣諸島の沖合の日本領海内で、海上保安庁の
巡視船に中国漁船が衝突する事故が発生いたしました。
日本側は、中国漁船が巡視船に故意に体当たりしたとして、
公務執行妨害容疑で中国人船長を逮捕拘留いたしました。
ところが、中国政府の度重なる猛抗議と、次々に切ってくる
報復カードに、菅政権は手も足も出せず、結局、漁船船長を
拘置期限の途中にも関わらず、処分保留で釈放してしまいました。
仙石官房長官は、あくまでも「地検の判断」と言っておりまし
たが、日本の国益に関わる重大な案件を、検察の手に委ねて
いいものなのでしょうか。
責任を地方に押し付け、国家としての責任を全部回避する。
これが民主党が言う「地方分権」の正体です。
この愚かな一手により、中国による日本無血占領への道の第一歩
が開かれてしまいました。
ところで、なぜ、日本はこんなにも外交、国防が弱いのでしょうか。
結局、突き詰めていくと、戦後65年間にも及ぶ日本の教育と
深い関わりがあるのです。
「日本は侵略戦争でアジアに人々を苦しめてきた罪人である」、
「いつまでもアジア諸国に対して謝り続けなければならない」という
“自虐史観”を、教育を通して子供たちに刷り込み、国を愛する心を
失わせてきたことが主な原因です。
それだけではありません。
宗教心や道徳心を骨抜きに、子供たちの間に、いじめやいじめを
苦にした自殺を増加させ、さらには、ゆとり教育の導入によって、
子供たちの学力を著しく低下させてきた、それが戦後の左翼教育の
実態なのです。
菅直人首相も、仙谷由人官房長官も、その教育を受けてきた一人です。
そして、この左翼教育を主導してきたのが民主党の最大の支持母体
である日教組であり北教組なのです。
彼らは子供たちに左翼教育という毒水を流し続けているだけでは
ありません。
10月24日に行われる衆議院北海道5区補欠選挙は、民主党の
小林千代美元衆議院議員が北教組から違法な献金を受け取った事件
で辞職したことに伴う選挙です。
しかし、この問題は小林氏がお辞めになっただけで全てが解決した
わけではありません。
公務員であり、聖職者という立場にありながら、自分たちの利権
を守るために、本来の教育の使命を忘れて、選挙のたびに「人」
「物」のみならず、「お金」の面でも、民主党を組織的に支援す
る北教組、そして、それを黙認している民主党は、猛省すべきであります。
教育は、子供たちの将来、日本の未来を切り拓く“国家百年の計”
です。
幸福実現党は、戦後の左翼教育を正し、自らの努力によって道を
切り拓いていくことの素晴らしさ、自助努力の精神、企業家精神を、
根付かせてまいりたいと思います。
自分の道は自分で切り拓いていこうと努力することで、未来は
必ず変わっていきます。
個人レベルでも企業レベルでも国家レベルでも、努力は必ず報われ、
未来が切り拓いていきます。
国民の皆様と皆様の愛する子供や孫たち、遅れてくる青年たちが
安心して暮らせる国を創りたい、この国に生まれ、この時代に
生まれてよかったと心の底から喜んで頂けるような国を創りたい
と考えております。
まずは、北海道第5区の森山佳則支部長を中心に、
衆院選北海道5区補選を全力で戦ってまいりたいと思います。
皆様、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
佐藤なおふみ氏。ブログ転載
http://satonaofumi.blog68.fc2.com/blog-entry-230.html
(*`・ω・)ゞ