“最新鋭過ぎて”米軍が沈めた旧日本軍の潜水艦、
ハワイ沖で発見
「NewSphere(ニュースフィア)」より
http://kancolle.doorblog.jp/archives/35374627.html
2013年12月04日
米ハワイ大の海洋調査研究所は2日、旧日本軍の潜水艦「伊400型」を、
オアフ島沖の海底(水深約700m)で発見したと発表した。
潜水艦の全長は約122mで、原子力潜水艦が建造されるまでは世界最大級だった。
給油をせずに地球を1周半できる能力があり、爆弾を搭載できる水上機3機を
格納できたようだ。
しかし結局、米本土への攻撃には使われず、第2次世界大戦の終結直後に
米軍が押収。1946年、旧ソ連に技術が渡るのを警戒し、破壊して沈められた。
研究所によると、8月1日に発見していたものの、米国防省や日本政府への
通知を完了してから公表したとのこと。
【現代にも通じる革命的な潜水艦】
CNNによると、米海洋大気局(NOAA)の専門家は、同艦の設計は、対艦攻撃に
使われていた潜水艦の用途を一変させるものだったと語っているという。
同氏は、戦後の潜水艦は、この方向で実験と設計の変更が行われ、核の時代の
弾道ミサイル発射能力を持った米軍潜水艦に行き着いた、と語っている。
【長年の調査で発見に至る】
ニューヨーク・タイムズ紙によると、発見したパイロットの
テリー・カービー氏は、米政府の歳出削減の影響もある中、他の調査の合間を
縫って、約20年間、潜水艦が沈んでいる可能性のある場所にあたりをつけて
いたという。
その甲斐あってか、8月1日、ついに発見に至った。ただ、予想していた地点
から離れた場所だったため、手放しで喜んだわけではなかったという。
また同紙は、今のところ潜水艦を引き上げる手段はないと報じている。
NOAAの専門家は、今回の発見は「考古学的」であり、海底という世界最高の
博物館のカタログに追加しただけ、と控えめに語っている。
【海外ネットユーザーの反応とは】
これを報じる英デイリー・メール紙やハフィントン・ポスト(米国版)の
記事には、下記のようなコメントが寄せられている。
・興味深い。当時の日本軍は本気でパナマ運河を攻撃しようとしてたんだな
・大きければいいとは限らない
・↑戦艦「大和」の例もあるしね
・遅すぎたって問題もあったらしい
・“発見した”ってアホか。米軍が沈めたんだから、場所はわかってたんだろ?
【一般】旧日本軍の伊400型潜水艦、ハワイ沖で発見
http://kancolle.doorblog.jp/archives/35374627.html
ハワイ大学の研究所は、第2次世界大戦後の1946年に米海軍によって
沈められた 旧日本軍の巨大潜水艦「伊400型」が、オアフ島沖の海底に沈んで
いるのを発見したと発表した。
伊400型潜水艦は、オアフ島南西沖の深さ約700メートルの海底で
8月に発見され、 米国務省と日本政府に連絡した後に発表したという。
伊400型潜水艦は全長約120メートル。
姉妹艦2隻と合わせて当時としては世界最大の潜水艦だった。
燃料補給を行わずに世界のどこへでも到達できる能力を持ち、当初は米本土を
攻撃することも想定。
800キロあまりの爆弾を搭載できる翼折りたたみ式の水上機3機を格納し、
事実上の潜水母艦としての性能を持っていた。
結局米本土攻撃には使われず、限定的に運用されたのみで
1945年の終戦を迎えた。
今回見つかったのは、終戦時に米海軍が拿捕した日本の潜水艦5隻の
中の1隻で、 調査のためハワイに送られていた。
しかし第2次大戦後に旧ソ連と米国との緊張が高まる中、伊400型の
先進的な技術が ソ連海軍の手に渡ることを恐れて、米海軍が沈没させたという。
米海洋大気局(NOAA)の専門家によると、同艦の斬新な設計は、
それまで対艦兵器としかみなされていなかった潜水艦の用途を一変させる
ものだった。
「第2次世界大戦後の潜水艦は、この方向で実験と設計の変更が行われ、
核の時代の弾道ミサイル発射能力を持った米軍潜水艦に行き着いた」という。
2013.12.04 Wed posted at 09:54 JST(CNN) 依頼スレです
http://www.cnn.co.jp/m/fringe/35040874.html
動画 http://www.youtube.com/watch?v=wmjmPHNYXO8