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幸福の科学高知 なかまのぶろぐ ばくちゃん記事より
日本の富を増やす決断ーマルクスの洗脳を超えてー
2017-12-12
政府は12月に入って、何やら年収800万円以上の増税や出国税、森林環境税、
そしてたばこ増税など、選挙公約には全く入っていない増税をどんどん決めています。
それに対し、マスメディアが文句を言っているようには思えません。
テレビのニュースは、横綱の傷害事件で盛り上がっていますが、
こういう一辺倒な報道があるときは、国民に知らせたくないことがあるときです。
日本国民に、増税の事実を多くは知らせず、また「もう増税は決定事項である。」
という印象を持たせ、諦めさせる政府とマスコミによる作戦かも知れません。
今の日本の国家の中枢、大きな体制は増税派、もしくは増税容認派です。
残念ながら、彼らの経済観念には、 「誰かが得をすれば、誰かが損をする。」
という図式しか思い描けていないと思います。
この問題はもちろん、国家の中枢部にいる人たちだけではありません。
保守派と呼ばれる人の中にも、結構な割合で、存在するものと推測いたします。
そういう方は、必ずと言って良いほど、こういう良い方をなさいます。
「税金は、金持ちから取ればいいのさ。」
「貧乏人から、税金を取ってどうするんだい。」
こういう人は、結構多いです。
でもこれは、間違いだと思うのですね。
一見現実的に見えて、その実、とてもとても、非現実的だからです。
なぜなら、長い眼で見れば、もし、本気で金持ちから、
ガッツリ税金をふんだくるようなことをすれば、日本から金持ちはいなくなってしまうからです。
税収の8割の金額は、納税者の2割が支払っております。
これは、地域や時代を超えて、一定の法則があります。
これは 『8割2割の法則=パレートの法則』の適合例です。
要するに、「大事なものは2割である」という法則です。
法則ですから、真理です。
そして真理は、全てに適応可能です。
例えば、 100%完結するのに10時間かかる仕事は、80%まで済ませるなら2時間で出来る。
会社の売り上げの80%は、いつも、20%の社員が稼いでいる。
アリや蜂の群れで、実際に仕事をしているのは20%しかいない。
他にも、 空気中の酸素の割合は・・・20%
地球の陸地は・・・20%
人が生まれた時の、水以外の成分は・・・20%
まだまだ、いろいろ実例はありますが、要するに、
「もし8割の税額を収める2割の金持ちがいなくなれば、
税金のトータルの金額は、今の2割になってしまう。」ということです。
それが果たして、良いことなのでしょうか?
であるならば、たくさん税金を払ってくださる2割の豊かな人を、
努力して増やしていく以外、方法がないのではないでしょうか? これが最も、現実的手法だと思うのです。
貧乏な方からは、どうあがいても、どんなに搾り取っても、税金がたくさん取れるはずはないからです。
ですので、国家の選択としては、金持ちを増やすことです。
そして、お金持ちの方に、たくさんお金を使っていただくことです。
それ以外は結局、非現実的な手法だと思うのです。
そしてこれ以上、国家は日本のお金持ちから、お金を取ってはいけません。
日本経済の最も弱いところ、それは、「お金持ちがお金を使えない」というところです。
日本が、お金持ちがお金持ちらしく振舞えない社会に陥っていることが、
日本社会を、そして、大多数の日本国民を苦しめているのです。
累進課税があり、相続税贈与税があり、予想以上に、またいつ何時、
税金を納めなくてはならないことがあるかも知れず、彼らは家族等に迷惑をかけないよう、現金をいつもプールしているのですね。
それにはいわゆるタンス預金も含まれますが、これはいったいいくらあるのかなんて、誰も知りません。
まあ、要するに、多くの日本人の嫉妬心と、実体経済音痴が、膨大な埋蔵金を、
ただの紙切れとしていることは確かなことなのです。
この根源には、現代日本人の心の深層に潜む、マルクス主義(共産主義)が絶対にあるはずです。
マルクス経済学は、嫉妬心の合理化に成功しています。
このマルクス主義によって合理化され、学問化され、体系化された嫉妬心が、
日本を貧しくする世論形成へと、結局は導いていると私は思います。
共産主義の洗脳下にある人は、「資産の再分配=金持ちの金を貧しい人に分け与えること」
これがどうしても、やりたくてやりたくて仕方がないみたいです。
しかしそれは、見方を変えれば、合法的な強盗です。
どうしても再分配をやりたければ、お金持ちが、存分にお金を使ってもらえる工夫をする以外ないです。
繰り返しますが、日本経済の最大の弱点は、「お金持ちがお金を使えないこと」なのです。
億の資産を持つ金持ちが、ちょっと散在してくだされば、国家の仕事が、ずいぶんと楽になります。
兆の資産を持つ人が、思いっきり散在してくだされば、国家の仕事は、ほとんどなくなるはずです。
つまり金持ちが金持ちの仕事をすれば、国家が国民の生活保護予算などの心配を、しなくても良くなるわけですね。
金持ちを増やすこと。 そして、
お金持ちに、お金をたくさん使ってもらうこと。
これこそが、世界随一の経済大国となった日本の、今後克服するべき課題であり、
国民の正しい政治選択なのです。
増税は、豊かな人を貧乏にし、貧乏人を更に貧しくします。
必ずそうなります。
正しい選択は、この逆の選択です。
ですから消費増税路線は、完全に間違っているのです。
幸福実現党の経済政策は、要するに、金持ちを増やすこと、
そして、お金持ちに、お金をたくさん使ってもらうことなのです。
次の日曜日、12月17日には、幸福実現党の釈量子党首が来高します。
是非この機会に、高知の方にご覧いただければと存じます。
本日は、「釈量子を国政に送る会」お知らせに続き、『人生の王道を語る』(幸福の科学出版)で、
パレートの法則について記された部分のおすそ分けでございます。
つまり、「全てにおいて、時間も富も増やすことが可能だ。」ということをお伝えしたいのです。
(ばく)
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