新* あっ!!驚いた マキシはミズオオトカゲ

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 イザベラさんの記事・訳 (上)

2011年06月19日 00時34分56秒 | 福島原発20キロ圏内

   

15日の (再)アニマルフレンズ新潟へ 行ってきました。

その中で バーバラが6月4日の Japantimesに書いた イザベラさんの記事の和訳が

出来あがりました。

とても長くて このブログひとつで20000字・・初めて知りました・・

なので 上下に分かれていますが 是非読んで下さいね。

この翻訳 私には出来ない事ですので 我が家の旦那さまのお姉さんに無理を言ってお願いしました。

長い文章なのにありがとうございました

 

ではでは ここから・・・・

 

元の記事はこちらです。

Animal shelter in Niigata helps Tohoku pets, owners
Italian fearlessly entered tsunami and radiation-hit areas to rescue dogs, cats


3月11日、巨大地震が東日本を襲った時、新潟在住のイザベラ・ガラオン青木は

一体何が起こったか知る由もなかった。

皮肉にも 被災地域の真っただ中にいる事に気づいた彼女は 震災から2か月間の間に 

現地に20回以上も足を運んだ。

25年間日本に住んでいる彼女は 地震が起きた時、下の娘と外出中でその日は 

娘の高校入試の結果発表日、夫に合格の報告をしようとしたが 携帯電話は通じなかった。

その時 彼女は「料金を滞納していたのかな? 」と思った。

ところが 間もなく店のテレビで「津波」の様子を見て、なんと恐ろしい事が起きたかと思い、

次の瞬間 動物達が被害に遭っていると考えた。

人間の事を二の次に考える「動物狂信者」と思われたくはないが、

動物たちを救出することが 自分がすべき事だと彼女は思った。

 

新潟にある 動物シェルター“アニマルフレンド”、ペットの寄宿舎である “アニマルガーデン”

の創立者である イザベラはイタリアで生まれ、8歳の時に英国に移り住む。

1986年日本語習得のため来日し、最初は東京に、後に新潟に移り、その地の日本人と結婚する。

 

動物愛護者である彼女は、日本の動物処分場の酷さに大いにショックを受け、様々な活動を通して、

動物愛護を目指す日本の小グループとの関わりを重ねていき、

シェルターの必要性を感じ4年前に活動をスタートしました。

  イザベラのシェルターは日本では珍しいもので「殺処分」はせず 問題がある動物たちも年齢、

 健康状態、態度などを問わず受け入れている。

 

「どんな問題のある動物たちも私たちは受け入れるつもりです。

 多くの団体は譲渡可能な動物を引き取りたがるが、どんな動物にも生きる権利があると思います。

 この大惨事の前はアニマルフレンドは 400匹に新しい里親を見つけ、

 さらに120匹を超える動物を受け入れるところでした。」

 

今ではイザベラの保護を求めて、犬、猫(その他の動物)の数が2倍を超える状況だ。

地震の三日後イザベラは、車に食糧、水を詰め込み、ほかの二人と東に向かった。

政府が禁止区域と定めた場所で、どんな状況かと聞いたら、救援隊の一人によると

生存者は皆無の荒廃した風景だと述べた。

津波は人間、動物その他すべてを奪い去っていった。

数日後イザベラは津波で助かった人の中に 意に反してペットと離され、

ペットと一緒に居たいと願う人が多数いることが 痛いほどわかった。

 

 避難所が動物を受け入れられないのはわかるが、離された動物たちは、食糧、治療、投薬を受けられず、

苦痛を余儀なくされているとイザベラは訴える。

イザベラは、数々の避難所を訪れ、食糧と彼女の連絡先を残した。

そうすれば政府機関や 動物の面倒を見てもらいたい人たちが彼女に連絡が取れると思ったからだ。

せっかく助かったのに誰にも面倒を見てもらえない動物たちの面倒を見ることができると思った。


「飼い主と共に、津波にさらわれ三日間屋根の上に浮かんでいたコーギー犬がいました。

犬だけが救助されました。あれほど怯えきった犬の目を 私は見たことが有りません。

これらの事を私は決して忘れないでしょう。私の生活は全く変わり果ててしまいました。

被災者たちが体験した数々の惨状、人間の生命がいたるところに散った光景は自分を変えた」と彼女は言う。


                                      *** 下へつづく***

 

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イザベラさんの記事・訳 (下)

2011年06月18日 22時58分16秒 | 福島原発20キロ圏内

 

福島における避難勧告は飼い主を震撼させた。結果として動物達はトラウマになって走り回ったり

何かに取りつかれているような目を見せていた。

動物達には状況が理解できず、見捨てられた動物たちは空腹にあえいでいる。


イザベラは何度もその地区に足を運び、また多くのボランティアグループも多くの動物達を保護した。

何匹かは彼女を見てかごの中で飛び跳ねて喜んでいた。

彼女は この子たちを新潟まで運ばなければいけなかった。

他にも見捨てられ野生化した動物達がいたが 全てを捕獲するのは不可能であった。

 

原子力発電所の近くは立ち入り禁止になったが、悪夢のような状態が続いている。

動物を残してきた飼い主からの電話が鳴りやまず、日に40件にもなり 今も続いている。

飼い主の一人は、すぐ帰宅できると聞いて、犬や猫を家に閉じ込めたり、外につないだりしてきた。

その結果、餓死することになった。

ボランティア達のコーディネーターとなっているイザベラは、自身でも救助に出掛けている。


 2匹の犬を置いてきた飼い主から救い出してほしいと電話が有り、

ボランティアが到着したとき、死の寸前だった。2匹は鎖に繋がれどうにか生きていた。

閉鎖された区域を後にしたボランティア達は 警察官に呼び止められ質問を受けたが

どうにか犬達を連れ出すことができた。

 

もう一件の電話は九州に住む飼い主の娘からで、避難区域の県境にある茨城県に

住んでいる母親がノンと言う名の犬を家の外に繋いで残してきたので

心配で夜も眠れず気が狂いそうとの事、もしその地区に行けるのならどうか食べ物を置いてきて

欲しいとの事だった。

次の日にはノンを連れて来られると思っていたが、警官に止められ、入れないと言われたが、

まだ震災から日が浅かったので、夜は通行規制がなく入る事が出来た。

原発から4キロ程の地域で、道路は亀裂だらけで恐ろしかった。

住所をカーナビに入れたので迷わず行けた。

ノンは生きていた。ノンと飼い主の女性は再会する事が出来た。

彼女は それが信じられないといった様子だった。

そして アニマルフレンドが ノンの飼主に 新しい家が見つかるまで預かる事になった。

 

数多くの人々が自分の動物の事を心配せざるを得ないこの状況は 辛く悲しい事だ。

この災害で大切なもの全てを失ってしまった人々にとって、動物達もその中のひとつである。

本来ならこのようなトラウマは 全く不必要なものだったはずである。

 

イザベラは、動物への対応には批判的であったが、福島県の職員たちが

政府に止められていても 救出活動に協力的である事に気付いた。

 

イザベラにとって、今の状況はまだ満足のいくものでなく、許しがたいことである。

我々は1995年に阪神大震災を体験している。

あの時も動物救済に関してはお粗末であった。

その後、新潟で、2度地震が起き、2度目の時はうまく対応出来た。

私の知る限りでは、動物たちは救済され、安楽死もなかった。

政府機関にはそれなりの決まりがあるだろうが、このたびの災害においては

機能しておらず、元に戻ってしまった。

 

原因が大災害とはいえ、イザベラは同情的ではない。

日本は 自然災害が多い国です!  と彼女は言う。

それなのに ペットやその飼い主の為の対策がされておらず

まだ多くの人々がペットと共に 自動車で寝泊まりしている。

政府は、初期段階でペットの収容を考えるべきであり この様な精神的苦痛を

飼い主に与えるべきではない。

 

福島地域に関しては幾つかのグループやボランティアの申し出に対して

なぜ聞く耳を持たないのか説明を求めたい。

 

イザベラはそれでも、最善を尽くしている。ボランティア、寄付、食料品の寄付。

特に動物を引き取ってくれる人達の数が必要で、歓迎する。

 

動物救助には終わりがなく、私たちにはまだ、なすべきことが山ほどある。

もうパニック状態ではないけれど、車の中で生活したり、食糧が足らない動物や

助けを必要としている動物たちが原発地域に居る。

仮設住宅でも動物を連れた人たちは入居を後回しにされ、その人たちの生活は

崩壊している。 出来るなら、被災者たちは動物達といっしょに居たいのだ。

しかし、人々は移動を続けなければならず、

動物と離れ離れにされていると、彼女は指摘する。

 

 この様なことが まだずっと続いていくことでしょう・・・。

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バーバラの希望により 文中のイザベラさんの呼び方を 青木からイザベラに変更致しました。 6/21

 

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 (再)アニマルフレンズ新潟へ 行ってきました。。写真サイズ変えました。

2011年06月15日 13時31分33秒 | 福島原発20キロ圏内

 

バーバラから 写真私が切れてるよ~と連絡が・・

あらら・・PCの画面サイズが合わないと スクロールバーがでちゃうみたい・・・

なので 写真のサイズ小さくしました。。。。

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きのう12日、早起きをして友達のバーバラと一路新潟へ・・

ここアニマルフレンズ新潟は、イタリア人のイザベラさんが立ち上げた シェルターです。。

普段は 静かな森の中のペットホテル、アニマルガーデン新潟として広いドッグランもあり、

都内のお客様が 長期ステイしていたりします。

 

上の写真 左がイザベラさん・・  右は 一緒に行ったフリーライターのバーバラ・・ 

晴れていたら 後ろには佐渡島が見えるのだとか・・ザンネン~ 

 

何年も前から Japantimesに 外国の方が代表をしているシェルターからの 

写真つき里親募集の記事を書いていたバーバラ。。

シェルターの裏話し、本当の話し 色々聞けます。参考になります   

 

こちらは バーバラが6月4日の Japantimesに書いた イザベラさんの記事です。

英文のままですが見て下さいね・・後でを載せる予定です

 

Animal shelter in Niigata helps Tohoku pets, owners
Italian fearlessly entered tsunami and radiation-hit areas to rescue dogs, cats


 

 

 イザベラさんは 311の震災の後、 FUKUSHIMA20へ15回、

他の被災地も含めると20回以上被災地へ行き、その時に保護した子たちも入れて 只今シェルターは

 約230匹の大所帯です。

犬猫はもちろん、鶏、兎、ミニ豚 これからはロバも2頭やって来るとか・・・。

 

 

朝9時頃 現地に到着すると 付近は犬たちとお散歩しているボランティアさんがいっぱい。。

そりゃそうだワ・・こんなに沢山いるんだもの・・・

私たちも午前中 去年友達が救助して、こちらで何度もの手術を受けて復活したワンコとお散歩へ・・

ふたりとも 本当に嬉しそうに再会を喜んでいました

 

 

さて午後からは イザベラさん自ら 新潟県内で里親に決まった方に 

犬や猫達をお届けに行く車に同乗させて頂く事に。。。

ところが出発前にも 保護された子猫を連れて来る方、ペットシーツやフードを寄付しに沢山の方が来られ

その一人一人に 丁寧に応対されるイザベラさん。。

 事務的な事や お客様の応対も出来るスタッフが居ないと大変だなぁ・・と思いました。

そんなこんなで 予定を大幅に遅れて午後の部がスタートです。

 

 私は前の晩 殆ど眠れないまま運転して新潟へ来たので、帰りに眠くなると危ないので

後ろの席で仮眠する事に・・

前列の2人の英語のおしゃべりを聞いている内に ウツラウツラ・・

時折起きては 車窓に広がる田んぼを眺めて 今新潟にいるんだよねと、不思議な気持ちに・・

 

 初めのお宅へは メインクーンのミックスとメインクーンの2匹の猫をお届けしました。

沢山引き取ったメインクーンたちも これでみんな新しい家族の元へ・・。 

 

寝ていたのでよく分かりませんが、お届けもかなり広範囲だったようです。。

ある時は 窓の外には 小さなイネがサヤサヤと揺れる田んぼが・・

また目覚めると 燕三条系ラーメンの看板が沢山ある町を走っています・・

 

 そして次は 黒い日本犬のミックス・・FUKUSHIMA20で保護された 

“ワタナベくん” の新しい家族の元に到着しました。

“ワタナベくん”は最後に 車に残った子猫ちゃんたちにバイバイのあいさつをして

新しいお母さんと 早速お散歩へ出かけて行きました。 可愛い名前をつけてもらってね・・

 

最後のお宅は 新潟空港の近く。離れているので高速に乗って行きました。。

 到着したのは バラが咲き乱れる素敵なお宅。車の到着を待っていたご家族が 

飛び出して来られました。

“わぁ~大きくなったわね~” と 賑やかに迎えられ 早速子猫たちは

イザベラさんと家の中へ・・

 

 

 全員のお届けが完了したのは もう5時を過ぎた頃でした。

このお届けの間も  ひっきりなしに保護や引き取り依頼の電話が入ります。

 ペットOKの仮設住宅へ入居が決まったので・・との嬉しい連絡もありますが、

また4、5時間車で走り ワンコを飼い主さんの元にお届けしなくてはなりません。

 

悲しい思いをしている動物たちの為に 全ての依頼にOKを出しているイザベラさん、

シェルターの方の活動は 全て無料で引き受けています。

高速道路の上限1000円だって 今度の日曜日で終わってしまうし・・

などとチマチマ考えてしまいました。。大丈夫なのかな。

 

実際に動いて 沢山の子を助けているグループに 集まった寄付金が廻って来ない 

そんな事があってはなりませんね

 

遠くにいても 私にも出来る事があるはず これからも応援して行くゾッと 強く思いました。。

イザベラさん 頑張って~

 

 ここなら安心・・動物たちの役に立つ ボランティアも寄付もこちらです・・・

 

 

 

            

   

 

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被災ペット支援 チャリティドッグウォークに行って来ましたよ~♪

2011年06月04日 22時26分16秒 | アリアたち
今朝は 早起きして マキシのお世話も終わらせて アニマルウォーク東京さん主催の

アズキと代々木公園に 9時半前に到着すると、沢山のワンコと人・・日本の人は少し・・ここはドコ?
和気あいあい 集まって楽しそうです。
さぁ、チャリティウォークのスタートです。 みんなでおしゃべりしながら お散歩です。
私は 愛護法改正を求める署名のプリントを 沢山持って参加。。
今日はあちこちでおしゃべりしながら いっぱいプリントを貰って頂く事が出来ました~
みんな真剣に動物の事を考えている人ばっかりです・・嬉しい~
アズキと私も  お揃いのTシャツで 歩きます。

 

アズキも いきなり沢山のワンコで 始めはちょっとビックリしていたけど、もう大丈夫!!

ここが 有名な代々木公園のドッグランです。。
今年から 登録が厳しくなって、狂犬病の予防注射と 区などの登録が必要になりました。
アズキはワクチン接種には ちょっと不安があるので、残念ながらドッグランでは 
遊べないですね。。あ~あザンネン
良く晴れて 楽しい一日になりました。 アズキ また行こうね・・

NPO法人 “馬とあゆむ相馬”さん 被災馬の為のチャリテイー販売と 写真展

2011年06月02日 03時47分11秒 | 福島原発20キロ圏内

沢山の馬が居る、 福島県相馬市付近は 相馬の野馬追いで有名な所。。

ここでも3月11日 沢山の馬が津波で流され、残った馬たちも原発で避難をしています。

 

 NPO法人 “馬とあゆむ相馬”  さんは 被災した馬たちのお世話をしています。

新しく チャリティーステッカーの販売が始まりました。

馬を生かして行く為には 干し草や穀物などのエサや大量の水の他に 整備された広い土地 それを囲む柵

安全な厩舎が必要です。それに 馬の獣医さんや装蹄師さんも。。

 こちらのHPへ行って ステッカーを買って馬たちを助けましょう

 

それから 6月1日から 馬とあゆむ街写真展が始まりました。

私とボーイも 出展・・ガンバレSOMA

ですが・・ 普段写真をプリントしない私は 出来上がりまでこんなに 日数がかかるとは知らず、

写真はやっと昨日手元に・・

下の二枚にメッセージを入れて フレームに入れて明日発送です。

 

1枚目は 若かりし頃のボーイ・・

1988年秋 脚の故障の為 競走馬として生活出来なくなり、福島県郡山市の牧場で

肥育され 危うく屠場に出荷寸前に出逢って今年で23年です。。

 

この頃は 一緒に暮らして朝から夜中まで蜜月の日々・・

 

                

 

こちらは 職場を奪われ 2人で大失業後です・・

あちこちの牧場に預け 離れて暮らす日々が始まりました。

そんな中で 2007年秋に背中に鉄パイプが刺さる大怪我を負いました・・

 

          

 

 こんな状態で生きているのは奇跡。。と言われたこの怪我も今年の10月でもう4年。。

まだ 膿が流れ出て 完治していません・・でも 今はなんか元気です・・

沢山食べて 仲良しのアミーゴ君30歳といつもベッタリのんびり放牧されています。

 

こんな怪我の写真 送っても大丈夫かなぁ・・・

ちょっと心配ですけど・・明日 送ります・・

 相馬の馬たち みんな~頑張って~

 

  

 

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