ここに歯のあたまがあって
そのまわりに膿が溜まっている状態です。
悪性とかではないですが
そのままにしておくと
その周囲の根っこを悪くしていくので
今の治療が終わってからになりますが
歯茎を切って膿と歯のあたまを取り除きます。
今日は最後にＣＴを撮らせてください」
今日は歯医者さんの日でした。
治療の前に先生から突然そんな説明が。
歯のあたま？
歯茎を切る？
「歯のあたまって…なんでそこに出来たんですか？」
親知らずが生えてこないまま
歯茎の中にある、そんなイメージと近いようなのですが、
私の場合、場所は上の前歯の歯茎の中。
本来できる歯よりも余分にできてしまった歯のようで
「なんで出来たのかというとそれはもう遺伝子レベルの話になるのでちょっと…」
根っこのない歯状のものなので
先生は“歯のあたま”と表現しているようです。
「いつごろからあったんでしょうか？」
そう聞いてみると
「子供の頃に出来てたんじゃないかと思いますね」
なんとまぁそんな頃から？
これまで歯医者さんではレントゲンを撮ってきましたけど、どうやら場所的にずっと写らずだったみたいで。
先月に前歯の根の治療が始まり、
神経を取った後に前歯だけのレントゲンを撮ったことにより写り込んだようです。
右の鼻の穴の下を押さえたあたりの奥に、ひっそりと“歯のあたま”は存在しているのです。
歯茎を切る、
膿と歯のあたまを取り出す、
想像したらとても怖いです。
手術ってこと？
だいぶ腫れる？
どのくらいで治る？
先生はもう
前回の続きの前歯の治療にとりかかっていますが、
私の頭の中は
歯のあたまのことばかり。
前歯の治療は
もう前回神経を取っているので
今回は特に痛みはなし。
型をとって今日はおしまい。
「ではＣＴを撮らせてくださいね。レントゲン室へ移動してください」
レントゲンの撮影と違うところは
機械の前に立ったままで
正面に鏡があり
私の顔の中心に赤い光の線が映っていること。
「鼻の中心に赤い線がくるように立って、そのまま動かないでくださいね」
赤い縦の直線に鼻の中心を…
その位置で顔周りを固定し
担当の人は部屋から出ていきました。
チロチロロ〜とメロディ音が流れながら
機械が顔の周りをぐるぐる。
直線を鼻の中心に…
そう思いながら
ただ正面の鏡を見つめている私。
自分の鼻が
ずいぶん曲がっていることを知りました。
ＣＴも終わってお会計。
次回の予約を入れてもらって帰りました。
家に着いて
マスクを外して鏡を見たら…
型をとった前歯の仮歯があまりにも不自然。
まるで消しゴムはめこんでるみたい(´⊙ω⊙`)
言いたくないけど、
あの助手の女の子、ヘタすぎます（泣）
次回の予約は３１日。
それまでこの前歯ですよ…(´-ω-｀;)
歯茎を切る。
鼻が曲がっている。
消しゴムのような前歯。
なんだか
いろいろ受け止めなきゃいけないことが
いっぺんに。
今日はものすごく疲れました。
