名前は聞いたことあったけど、
観るのは初めて。
友人はこのドラマが大好きで、
もう何年も、何度も、繰り返し観ているそう。
今回レンタルしたDVDには、
殺人処方箋
死者の身代金
この2つが収録。
友人に聞いていた通り、
ストーリーは犯行現場がまず登場。
コロンボ刑事が、あれこれほのめかしながら、どうやって犯人ににじり寄っていくのかを楽しむ構成。
ドラマの中で
犯人である精神科医がコロンボ刑事のことを
こう分析します。
君は知性を隠して
道化を演じてる、なぜか?
容姿がパッとしないから
それを逆手にとって武器にしてる
人は君を過小評価する
その油断につけ込む
コロンボ刑事の魅力が
これらのセリフに要約されていますね。
容姿が整っている人や
堂々として強そうな人に憧れるのはもちろんなのですが
私は自分自身に自信がないので
どちらかといえば
過小評価されておくくらいの方が
気がラクでいいかもしれないな、
なんて思ってしまうタイプです。
まぁ、相手にナメられるってことですので
ぐっとガマンな時はツラい思いもするでしょうが
相手を油断させてる間に
しっかり準備をして結果を出す!
なんて、カッコいいじゃありませんか(笑)
相手の油断につけ込むためには
ほのめかす“知性”そして、へこたれない“根性”が必要。
相手が感情的になっても
決して呑まれず流されない“忍耐力”、
そして冷静な“判断力”も要りますね。
刑事コロンボの魅力、
私にはこんなあたりでしたが
みなさんはどうでしょう。
長年愛されている作品ですから、
まだまだ語り尽くせないほどの面白さがあることでしょう!