生活音は特にそうかもしれません。
自分以外の人がたてる物音や話し声など
気になり始めるとうるさく感じてしまうもの。
ラジオで聴いた話だと
最近のキャンプブームで
キャンプ場はテントが密集し
隣との距離がほとんどないため
話し声や物音などが原因で
トラブルに発展してしまうことがあるそうです。
集合住宅や住宅街などでは
近隣トラブルにならないように
それぞれが「お互い様」と気遣い合って生活しているのでしょう。
私の生活している場での話になりますが
家主から
娘のトイレットペーパーを巻き取る音がうるさい、と言われました。
夜はあの音で起こされる、と。
娘に気をつけるように伝えましたが
本人は
「そお?」という反応でした。
自分にとっては案外そんなものなのですね。
以前、家主は私にも
リビングのテレビの音量が大きい、
と言いに部屋から出てきたことがありました。
その時私はDVDを観ていたのですが
もともと滅多にDVDを観ることもないですし
それ以降は、
テレビを観る時でさえも字幕を表示して
音量は抑えめに。
やり始めていたウクレレも
この家で生活するようになってから
音を気にして練習はしなくなりました。
注意された音は出さない、
注意されないように、
私なりに気をつけています。
では、家主はどうかというと
私から見ると
どうも動作が荒っぽいので
それに伴い、その都度音が響いています。
本人は静かに暮らしいているつもりでいることでしょうが
ドアを閉める、窓を閉める、引き出しを閉める…
食事が終わってお箸をお皿の上に置く、お皿を重ねる…
テレビのチャンネルを変える度にリモコンをテーブルに置く…
そんな
日に何回となくする行動の一つ一つから
それぞれ「荒っぽいなぁ」と感じる音が響いているため
私はそれらを不快に感じているのです。
ちょっと勇気をだして
家主が放つ雑な音が嫌だと言ってみたこともありましたが
「なにが?言ってる意味がわからない」
と、残念ながら伝わらず。
本人には自覚がないのですから
ただ言っただけじゃ無理ですね。
同じように実践して見せて
「ほら、聞いてて!この音のこと!こうすると響いてるでしょう?」なんて
私が実演し、
その音を体感してもらえば
伝わり方も少しは違うでしょうが…
…私にそれが出来るなら、というところです。
私にとっては
“嫌だ”と言葉にしただけでも
かなり頑張ったほうで。
家主に対する不満が溜まる理由は
実は私自身が
不満を解消するための手間を惜しんでいる
ということなんですね。
耳栓、使ってみようかなあ。