【宣伝会議賞ブログ】第57回宣伝会議賞で58本しか応募できなかった元コピーライターが、第58回宣伝会議賞でフル応募&複数受賞を目指すブログ
「ひとつのコンセプトから何パターンも書いてみる」
例えば、お買い物やお散歩をしていて、キャッチコピーを見つけると、そのコトバをコンセプトにして、コピーを展開します。
こちらは、100均ショップ「Can★Do」のキャッチコピー。
「100円で暮らしは楽しくなる」
このキャッチコピーを分解すると、
・100円
・暮らし
・楽しくなる
というコトバが出てきます。
もしかすると、クライアント(広告主)から、
「100円っていうコトバは入れてほしいんですよねー」
「暮らし全般の商品を扱っていることをアピールしたいんですよねー」
「ワクワクとか、楽しくなるということを商品企画の現場では大切にしているんです」
なーんていうコトバが制作サイドとの間で交わされているかもしれません(あくまでも、想像&妄想ですが)
なので、まずは、
・100円
・暮らし
・楽しくなる
・暮らし
・楽しくなる
こちらのキーワードを使ったコピーを考えます。
「これも、これも、これも100円⁉」
「100円で恋を引き寄せる」
「100円とウキウキを引き換えに」
「100円で女子力を磨く」
などなど。
「暮らし」「楽しくなる」でも、同じように発想を広げます。
実は……、こうして作ったコピーがインテリアや雑貨、ファッション、コスメなど、ほかの課題に使えるコピーの原石になる場合もあります。
街でコピーを見つけた場合、そのコピーが生まれた背景を想像したり、コトバをバラバラにして、新たなコピーを考える。
この繰り返しが、コピーを書く力を磨いてくれると思うので、ぜひ、試してみてください。
私も今から、100本ノックをしてみます。