自分で決めた締めきり

オフ会翌日のほわーっとした頭でスケジュールを見直していて、ギョッ！となった。ある賞の締めきりを半月も遅く勘違いしていた。やばい!!　あわてて、スケジュールを立て直す。ぞっとした。１１月、あまりにも用事が重なって、まる一日書ける日が少なすぎる。スケジュールを少しタイトにして、気合いを入れて、創作にのぞむ。
今日は、自分で決めた締めきりの日。なんとか１本仕上げたい。けれど、自分で決めた締めきりだと、なかなか燃えてこない(笑)。時計を見ては、３時すぎまでに仕上げないと!!と自分のお尻をたたくけど、心のどこかで、ええやん、一日くらい過ぎても…と思ってしまう。
それでも、なんとか原稿用のファイルで書き始め、６枚目まで進む。ところが、全然ノって書いてないから、面白くない。ストーリーを追ってるようでいて、かなり説明っぽくなってしまう。よし、友だちを出してこよう、と会話で盛り上げようとするけど、下に敷いたレールがまっすぐすぎるのか、行き当たる場所が想像できてしまう。うー、かなり苦戦。この前、応募したものは、火事場のバカ力で書いたのかもしれない。なにか自分の中で燃えるものがないと、熱い原稿が書けないんだろうか…。いや、別に熱くなくてもいいのだけど…。
ひとまず、明日一日締めきりをのばして、つまらなかったらボツにしよう。他のアイデアにかけてみよう。

と……、こういうことを真剣に考えながら、パソコンの横で、デューク更家の二の腕が引き締まる体操をしてるわたし。「上！上！前！前！横！横！下！下！」と叫んで腕を動かすわたしは、端から見ると、かなりまぬけかもしれない。