【コピーライターになろう!】同じ会社でも状況は変わる
おはようございます。大阪でも猛威をふるっているコロナですが、私の知人でも、「濃厚接触者」になる方が増えてきました。
昨日、三女は風邪のような症状で病院に行きましたが、予約なしで行くと、病院に入れてもらえず、診察もしてもらえなかったそうです。
病院も厳戒態勢ですね。
いつ、何時、自分も濃厚接触者になるかもしれないと思うと、生活のすべてを見直さないといけない気がして、身が引き締まる思いです。
さて、今日の【コピーライターになろう!】は「同じ会社でも状況は変わる」です。
21歳のとき、三宮に本社があり、大阪の大国町に支社があった制作プロダクションにコピーライターとして入社しましたが、半年ほどはコピーを書く仕事はなく、毎日、校正ばかりする日々でした。
けれど、徐々に企画の打ち合わせに入れていただけるようになります。
こちらは、あるガス会社の広報誌の企画です。
タイトル案を社内で募集し、私の案が採用されました。
ダミーですが、中のコピーを書かせていただいたり。
シェフがお気に入りのお店を紹介する「シェフ数珠つなぎ」という案を採用していただいたり。
実際の広告のコピーを書くお仕事とは少し違っていましたが、ブレーンストーミングといって、アイディアを出し合う会議に入れていただけるようになりました。
そうして……、入社して1年経った頃でしょうか。
なんと、ベテランのコピーライターが退職されたのです。
ここから、いっきにいろいろなお仕事を任せていただけるようになりました。
岡山の観光パンフレットや製品カタログのお仕事、社内報の制作、量販店のクリスマス用チラシなどなど。
社長やディレクターに叱られたり、広告代理店やクライアントに厳しいことを言われたりしながらも、少しずつ経験値が増えていきました。
ほかの会社でもそうでしたが、自分自身が変化しなくても、まわりの状況がどんどん変わっていく場合があります。
上司が変わったり、クライアントが変わったり、仕事内容が変化したり……。
お仕事をしていると、壁にぶつかったようなつらい時期もありましたが、あまり意識しすぎず、目の前のことをコツコツこなしていると、ふと顔をあげたとき、景色がまるで変わっているということを何度も経験しました。
入社して半年間は校正ばかりでしたが、このときにじっくり学べたからこそ、その後の打ち合わせでもしっかりと受け答えができたり、大きな校正ミスを出さずに済んだのだと思います。
「人生にムダなことは、なにひとつない」
少しずつコピーをまかせてもらえるようになってからも山あり谷ありでしたが、大変だったことも今となってはいい想い出です。
実際に、どのようなお仕事をしていたか。明日、ご紹介させていただきます。
【コピーライターになろう!】
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こちらは、コピーライター&児童文学作家
大野さとみ(おおのさとみ)の
公式ブログ『創作びより』です。
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