【コピーライターになろう!】製品パンフレットのお仕事
おはようございます。昨日は半日かけて、年賀状の宛名入力と校正をしていました。
ラクスルだと、フォーマットに入力するだけで、自動的に宛名印刷のレイアウトができあがるので、とても便利です。
さて、今日の【コピーライターになろう!】は、「製品パンフレットのお仕事」です。
岡山のコンベンション用パンフレット、Uターン・Iターン用のパンフレットのコピーを書かせていただいたあと、本社にいる社長から電話がかかってきました。
「自分、機械関係のコピー、書ける?」
これは若いときだけでなく、今でも私のクセなのですが、「できる?」という質問が「やりたい?」に聞こえるのです。
二つ返事で、「書けます、書けます!」と答えました。
実家の父が、ソニーの特約店をしていたので、小学生の頃から、ウォークマンやマイコン(パソコンより以前に登場していました)など、新製品を持って帰ってくるたび、取扱説明書を見ながら、操作していたことを覚えています。
ただ、それだけの理由ですが、どうやら、私は自分を暗示にかけるのが得意なようで(笑)。
「やりたいです!」と言うと、社長が次の週、明石にあるはかりの製造メーカーさんの打ち合わせに連れて行ってくれました。
広々した会議室に運ばれてきたのは、お肉屋さんなどによく置かれているはかり。
機械の操作や特徴などはそれほど難しくなかったのですが、このとき、大変だったのが、業界用語です。
商業用のはかりは一般家庭で使われるのではなく、スーパーや小売店で使われます。
なので、
「バックヤード」「風袋」「定数・定額・定貫」など、あまり聞き慣れない言葉が出てきます。
打ち合わせの際、「はいはい」「なるほど、なるほど」と聞いておいて、あとから調べればよかったのかもしれませんが、20代前半の私は素直と言うか、世間知らずと言うか……。一つひとつ、「それって、どういう意味ですか?」とたずねたので、打ち合わせはとても時間がかかりました。
しかも、クライアントからは、「一から教えなあかんから、疲れるわ」と。
この言葉はかなりショックでしたが、それ以来、取材や打ち合わせに行く際は、その企業のことや業界のことをとことん調べるようになりました。
若い頃は、知らないことも許されると思っていましたが、それは大間違い。
打ち合わせは、相手の大切な時間をいただいているので、最小限の時間で済むように、質問は聞くポイントをまとめておくのがいいと思います。
業界用語はさりげなく会話にはさむと、「おっ! よくご存知ですね」とクライアントとの距離がグッと縮まります。
さらに、企業のホームページやブログの内容、業界新聞の内容なども把握しておくと、信頼度がアップし、その後のお仕事が進めやすくなります。
初回の信頼度が増すと、そのあとの原稿の直しもほとんどなくて済みます。
逆に、「この人、大丈夫? わかっているのかな?」と不信感を抱かせてしまうと、大幅な修正につながることも。
そうして、最初はなかなかクライアントに信頼していただけなかったのですが、1冊、2冊とお仕事が進むうち、打ち合わせ時間も短くなっていきました。
その頃、制作したパンフレットがこちらです。
製品パンフレットだけでなく、さまざまな印刷物をまかせていただけることになりました。
どのような印刷物を制作したかは、明日、ご紹介させていただきます。
【コピーライターになろう!】
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こちらは、コピーライター&児童文学作家
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