第56回宣伝会議賞、いよいよ中高生部門の課題が発表されましたね。
赤城乳業のガリガリ君や、バンダイナムコアミューズメント、マンダムのヘアジャムなど、中高生の感覚に近い商品やサービスばかり。協賛企業は、昨年の倍の18社です。
私もようやくエンジンがかかり、第55回宣伝会議賞の受賞作品が掲載された「SKAT.17」を購入しました。
そして初めて、自分が応募して一次選考を通過した作品を知ることになります。
通過作品は……、
【イエシル】
シビアではなく、リアルです。
【牛乳石鹸共進社】
真っ赤な箱があったとさ。
真っ白な幸せはこぶ箱だとさ。
【クレディセゾン】
もたない人が、モテている。
【骨粗鬆症財団】
骨の悲鳴は、聞こえない。
【品川区】
つっかけで、世界へ。
【セメダイン】
好奇心を組み立てよう。
【セントラル警備保障】
この世の「死角」をなくしたい。
【大同特殊鋼】
知らずに触れてる高技術。
【日本中央競馬会】
お父さんたちが、泣きやまない。
以上、計9本でした。
SKAT上で見たときは、「結構いい線いってる?」「このままで使えるかも?」という気がしたのに、こうして並べてみると……、
「臭っ!! 古臭っ!!」
うまく書こう、ソツなく書こう、コピーっぽく書こうとして、殻を破れていない。小さくまとまって、新しさがない、つまらない。
このままではダメだ!と猛反省。
最近は実際の仕事でも、すごく守りに入っていました。インパクトのあるコピーより、通りやすいコピーを書いていた気がします。
3年前、今の会社に入りたての頃はのびのびコピーを書いていたのに、しがらみだらけで、いつしか小さくまとまってしまったような…。
ちなみに、第52回の宣伝会議賞でシルバーに選ばれたコピーは、
「営業の田中」より、
「サックスの田中」のほうが、
自分らしい気がする。
長いけれど、素直に出た、オリジナリティーのある言葉。
このときの自由な発想に戻らないと!
SKATは審査員の方の講評がすごくためになりますね。力強いメッセージがいくつもあり、
赤でビッシリ線を引きました。
もっと破壊的なコピーを書いていこう。
タブーに挑戦しよう。
自分にしか書けない表現を探そう。
実際の仕事ではできないような冒険をしよう。
リミッターをはずして、全速力で走り出そう!
と決意を新たにした、昼下がりのスタバ。
写真は、スタバの新メニュー「抹茶スモアフラペチーノ」。抹茶の香りと味わいが濃厚で、スモアのフワフワした食感とビスケットのサクサク感がたまりません!
実はついこの前まで、フラペチーノの飲み方がわからず、フタを開けて、緑のストローでクリームすくって食べていました。。。
「スタバのあれ、どうやって食べるんですか!!!」
勇気を出して、会社で聞くと、同僚が教えてくれました。
「普通に食べればいいんですよ」