【コピーライターになろう!】広告はチームでするお仕事
おはようございます。
今朝は、大阪都島区倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加するため、早朝にブログを書いています。
今日の【コピーライターになろう!】は「広告はチームでするお仕事」です。
広告は一人で完成できるお仕事ではありません。
クライアント(企業や行政など)がおられて、お仕事のご依頼があり、そのお仕事を取ってこられる営業の方がおられる場合もあります。
金額のことやスケジュール、どんなスタッフでお仕事をするかを取りまとめる総指揮者的なプロデューサーがいて、チーフデザイナーのもと、デザイナーが動き、チーフコピーライターのもと、コピーライターが動きます(仕事によっては、チーフデザイナー、チーフコピーライターがおらず、デザイナー、コピーライターだけの場合もあります)。
さらに、外部のイラストレーターさんやカメラマンさん、昔であれば、印刷物の文字を作ってくださる写植屋さん、印刷屋さんなどもおられました。
ホームページやランディングページなどを作る場合であれば、社外のWEBデザイナーさんやプログラマーさんにお願いする場合もあります。
たくさんの方と一緒に作りあげるお仕事なので、人間関係、コミュニケーションがとても大切になってきます。
例えば、写植屋さんやWEBデザイナーさんが、コピーの文字を間違えたり、違う場所に文字が入っていたりする場合もあります。
ただ、こちらも間違える場合があったり、納期でムリをお願いしたりする場合があるので、立場は平等。よく「下請け」などという言い方をすることもあり、えらそうにする方もいますが、それは間違っています。
文字が間違っていたり、納期を急いでほしい場合でも、伝え方によって、関係性はまったく変わってきます。
なので、普段から世間話をしたり、食事に行ったり、コミュニケーションを大切にすることが、お仕事を円滑に進めるコツだったりします。
外部の方だけでなく、社内の人間関係も大切です。
お仕事の内容によっては、チームにコピーライターが数人入る場合もありました。
こちら、東大阪の健康キャンペーンのお仕事は、プロデューサー、アートディレクター、ディレクター、チーフコピーライターがチームに加わり、コピーライターは私ともう一人、ひとつ年下の新卒のライターが入りました。
すでに、スタートしている企画に、私は途中から参加することになりました。
キャンペーンの企画は進んでおり、イベントの内容もほぼ決まっているけれど、企画書を書くうえでの意味づけを考えてほしいというものでした。
今なら、ふんふんと納得して、企画書をつらつらと書いていたと思いますが、当時、23歳の私はプライドが高く、負けん気が強い性格で、その仕事を年下のライターの補助のように捉えてしまったのです。
「なんで、私が……」
そんな思いがあったので、もっと面白い企画を考えようと、イベントの内容をことごとく変えた企画書を提出しました。
アートディレクターである上司が大激怒。
「企画をめちゃくちゃにしてしまってるやないか!」
ものすごい剣幕で怒鳴られました。
生意気さゆえに、失敗したできごとです。
それ以降、仕事に取り組む際は、自分に求められていることは何かを考えるようになりました。
東大阪の企画では、キャンペーンのスローガンも考えさせていただき、ラグビーで有名な町なので、
「健康スクラム東大阪市」
としました。
その際、生まれたキャラクター、「トライくん」は今も現役で頑張っています。
長々と書きましたが、広告はチームでするお仕事。
もし、「ちょっと苦手だな」という方は、趣味でコピーを書いているほうがしあわせでいられるかもしれません。
【コピーライターになろう!】
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こちらは、コピーライター&児童文学作家
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