【コピーライターになろう!】スランプは突然、やってくる!
こんばんは。いつもは朝7頃、
ブログをUPしていましたが、今日は雑誌の編集の仕事に追われ、こんな時間になりました。
今日の【コピーライターになろう!】は、「スランプは突然、やってくる!」です。
コピーライターになって3年目、突然、コピーが書けなくなりました。
求人広告の世界だと、
「なる早で!」
と言われ、30分でコピーをあげないといけないわけですが、商品広告の世界だと、1本のコピーを考えるのに、1週間かけられる時期もありました。
うーん、うーんと頭を抱えながら、コピー年鑑をめくり、1本のコピーを考えていても許される時代。
今、思うと、贅沢な日々だったなぁと思います。
が、経営者の立場なら、こんな社員ばかりだと、会社はつぶれてしまいます。
なぜ、コピーが書けなくなったか。
今になると、その原因はわかります。
企画書も書かず、コンセプトも決めず、ただただ、思いつきで書いていたのです。
ぽっと浮かんだら、ラッキー!みたいな書き方をしていると、突然、書けなくなるんだということを思い知りました。
例えてみると、自転車に乗るとき、右足でペダルを踏んで、グッと車体が前に進むと、左足でペダルを踏み、さらに右、左と踏んで、止まるときはブレーキを踏み、ペダルに乗せた足は動かさず……と頭で考える人は少ないのではないでしょうか。
たいていの人は、「無意識」で自転車に乗っているのではないでしょうか。
コピーの世界も、はじめの頃は、無意識でも書くことができます。今までにインプットしたものをアウトプットする時期。
ただ、2、3年経つと、インプットしたものが枯渇する時期があります。
そして、今までにしてきたことをデータ化したり、システム化できないかと考えます。
「無意識」を通り過ぎ、「意識」してコピーが書けるようになったときが本物なのだと思います。
そのハードルが、3年目あたりにくるのではないでしょうか。
私の場合も、
「今まで、どんなふうに書いていたんだろう」
コピーを書く方法がまったくわからなくなり、泣きそうになった時期があります。
ですが、そこからが新たな出発点です。
『コピー年鑑』を見ながら、自分がどのような発想でコピーを書いているかをすべて書き残すようにしました。
結果、スランプから抜け出すことができました!
もし、今、スランプで落ち込んでいる人がいるなら、アウトプットしすぎたせいで、空っぽになっているかもしれないので、インプットしまくることをオススメします。
『コピー年鑑』を写経したり、映画を見たり、お笑い番組を見たり、図書館で今まで見たことのないコーナーの本を読んだり……。
『無意識』でできていたことが、『意識』した瞬間、できなくなるのがスランプだとしたら、スランプに向けて、できることはたくさんあります。
その日が来ても慌てないように、準備しておくのもいいかもしれませんね。
【コピーライターになろう!】
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