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【創作びより】

【コピーライターになろう!】おしゃれ広告

【コピーライターになろう!】おしゃれ広告

 

おはようございます。

今朝は朝6時半に家を出ると、すでに空が明るくなっていました。

少しずつですが、春に近づいると思いたいですね。

 

今日の【コピーライターになろう!】は「おしゃれ広告」です。

 

入社した求人広告の会社では、当時、「ぶっとび広告」という企画が実施されていたことを昨日、一昨日、原稿とともにご紹介しました。

 

そうして、デザイナーさんから「もっと、おしゃれな広告を作って提案したい」という意見が出て、展開されたのが「おしゃれ広告」です。

 

例えば……、

ユニクロ。

『服をえらぶことは、生き方をえらぶこと。』

 

ユニクロ。

『服には、とけない魔法がある。』

 

雑貨ショップ。

『オシャレがワタシを呼びに来た。』

 

アパレル。

『昨日を脱いで、明日を着よう。』

 

 

柿の種専門店。

『見つけよう! しあわせの種。』

 

 

 

ベーカリー。

『パンに恋してもいいんです!』

 

オムライス専門店。

『ポムの樹バイトのおいしさの秘密。』

 

人気雑貨ショップ。

『楽しいことに一直線!』

 

一つひとつのコピーで、漢字にするか、ひらがなにするか、カタカナにするか、何通りも書いて、ピッタリくるものを選んでいます。

 

ほかにも、「、」(てん)や「。」(まる)などの句読点をつけるか、「!」(ビックリマーク)にするかも大いに悩みます。

 

本来は、改行もデザイナーさんにおまかせしたほうがいいのですが、長いコピーをひと目でパッと認識してほしいときは、原稿を改行してデザイナーさんにお渡ししたこともありました。

 

けれど、私の場合、デザイナーさんを信頼して、ほとんどおまかせしていました。

これは40代になっていたから、できたこと(笑)。

 

20代の頃の私は、「作品」という意識が強く、広告を自分のもののように思っていたり、こだわりが強かったり、融通がきかなかったりで、デザイナーさんにもズバズバと自分の考えを伝えていました。

 

けれど、求人広告のお仕事に携わったおかげで、広告は「作品」ではなく、「商品」だという意識が強くなりました。

 

自分はただ制作に携わらせていただいているだけで、広告はクライアントのものであり、営業の方のものであるということも実感しています。

 

商品広告を作っていたときより、「みんなで作るもの」という意識も高まったので、無茶なコピーをデザインしてくださるデザイナーさんには、感謝しっぱなしでした。

 

世の中には、一人で完成させるお仕事もありますが、広告はチームで創りあげる醍醐味を味わえることも魅力です。

 

将来は小説を書きたい、脚本のお仕事がしたいという方も、もし、まだお若いのであれば(笑)、広告の世界を通ってから行かれても遅くはないかなと思います。

 

きっと、素晴らしい出会いがありますよ!

 

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こちらは、コピーライター&児童文学作家

大野さとみ(おおのさとみ)の

公式ブログ『創作びより』です。

 

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