じいちゃんちの畑を見に行ったら、なんとテントウムシの大群が!?
前に見たときはナスに1、2匹いただけで、「あ、テントウムシだ。アブラムシ食べてくれてんのかな。」くらいに思っていたんだけど・・・
よくよく見ると、テントウムシより星の数が多くてかわいくない。形もほんのりカメムシっぽい。
お母さんに見せたら「あら~虫がついちょる!!」って大騒ぎ。枝豆なんか茎のところがまっくろに見えるくらいびっしり。
そんで早速、薬を買いに行こうと、車に乗ろうとしたときに、去年、大根を植えたときにスプレーした薬を思い出して、取り出して説明読んでみた。そしたら、テントウムシダマシって書いてあったから、「これだ!!」っていって母がガンガンスプレーをまきました。テントウムシダマシ郡はぶんぶん飛んで去っていきました。
もう、来ないといいけど。
ちなみにスプレーは市販の園芸野菜用のもので、自然のものから作られているので害はないとか。
のんきに「アブラムシ食べてくれてんのかなあ・・」なんて思ってる場合じゃなかったです。
天敵農法でナスを育てる研究をしている教授の話を友人が聞いてきたんだけど、TVドラマでやっていたテントウムシは、あまり効果がないとか。テントウムシは少食なのか、成虫一匹で一日にアブラムシを2、3匹しか捕食しないらしい。だから天敵農法するなら莫大な数のテントウムシを放さないと効果がないとか。それに天敵農法は、何種類かの虫を組み合わせて行わないといけないそうです。
どちらにしろ、ハウス内で虫を放すからいいけど、生態系への影響考えたら、ものすごく難しい農法ですよね。
ヨーロッパの方では、天敵農法は経済効果を生んでいるとか。天敵農法に使われている虫は、人工的に生産されたもので生殖能力がないから死んだらまた次々と売れるそうです。虫生産者が儲かってるってことらしいです。